• 康太リスペクト醤油(1200円)

  • 豚骨、丸鶏、鶏ガラに魚介を加えた、醤油味の清湯スープ。香味油は鶏油。麺は「らぁ麺 飯田商店」の飯田店主が打った、平打ちの中細麺。量は150g。
    チャーシューは2種類。豚バラ肉は非常に柔らかく、旨味もしっかりある。鶏肉は2枚。柔らかさの中にも適度な食感があり、ジューシーで非常に美味。ワンタンは2個。皮はちゅるんと食感がよく、餡は刻みねぎがアクセント。
    穂先メンマは非常に太くて、それでいて容易に噛み切れるほど柔らかい。味玉は黄身が鮮やかな液状の半熟。千葉県の押木養鶏場直送の紅孔雀か。具は他に九条ねぎ、刻みねぎ。

    スープは鶏がベースだが、豚骨もしっかり主張し、まろやかな味わいとふくよかな香り。刻みねぎがアクセントになり、鶏油と相まっていくらでも飲んでいたい美味さに。
    麺はコシとしなやかさを兼ね備え、喉ごしがいいもの。スープとの相性は抜群。
    というか、「らぁ麺 飯田商店」のスープよりも、よほど麺の良さを引き出しているんじゃないかな?

    チャーシューは鶏が絶品。豚が悪い訳ではないが、それほどに鶏がずば抜けている。
    ワンタンも旨味が詰まった佳品。穂先メンマは細く頼りないものではなく、きっちり存在感がある。味玉も同様。
    本来なら、それぞれが充分主役を張れる品ばかりなんだが、周りが豪華なばかりに……
    だから、足りなくなるんだよね、麺が。それほどに箸もれんげも止まらない、賞賛いや絶賛に値する一杯だった。

    7年前まで横浜に店を構えていた、現目黒の「麺や 維新」の"醤油らぁめん"をリスペクトしたもの。メニュー名の康太とは、店主の長崎康太氏のこと。
    ラーメンWalker限定。2月19日〜23日各20杯限定。

    10時過ぎ着。開店の1時間前ですでに19人待ち。正直、初日の出足を舐めてたわ。
    ギリギリ食べられることが分かって、ホッと胸を撫で下ろすε-(´∀`; )
    直後に限定完売の立て札が出される。それを見て引き返す人もいたが、結局開店時には35人程度にまで膨れ上がった。
    退店時もまだ20人以上並んでたし、列が捌けるまでは相当かかったと思われる。私は運が良かったとしか言いようがない。
    なお、並び中に店員から温かいお茶のサービスあり。非常に有り難い。