まず目を引くのは、器を覆い尽くさんばかりの大きなチャーシューと、その隙間を埋め尽くす圧倒的な背脂です。
「バリとん」の「バリ」は伊達ではなく、スープの表面には雪のように真っ白な背脂がチャッチャと振りかけられ、もはや下のスープが何色なのか判別できないほど。お写真でも、レンゲがスープに沈まずに乗っかっているかのような高粘度が伝わってきます。
スープを一口運べば、そこはもう豚骨の小宇宙。
単なる「こってり」を通り越し、ドロドロとした超高粘度の特濃豚骨です。リサーチによると、あまりの濃さに「レンゲが立つ」「鉢を揺らしてもこぼれない」とまで形容されるほど。
口に含んだ瞬間に広がる豚のガツンとした旨味と、背脂の甘み。そして後から追いかけてくる強めの塩気が、疲れた体に強制的にエネルギーを注入してくれます。
このヘビーなスープを受け止めるのは、最初は自家製の中太ストレート麺。
もっちりとした中太麺が、粘り気のあるスープをこれでもかというほど絡め取ります。麺を啜るというより、スープを麺に「纏わせて食べる」感覚に近いでしょう。
•バリバリジョニーの真骨頂は**「替玉無料(もしくは10円)」という驚異のコスパ。しかし今なら替玉したら10円キャッシュバック‼️理解不能。食べれば食べる程お安くなるシステム。
そして面白いのが、替玉を頼むと「細麺」**に変わることです。後半、少しお腹が膨れてきたところで、喉越しの良い細麺で味のニュアンスを変えながら、残ったドロドロのスープを最後まで攻略させてくれる設計になっています。
大ぶりのチャーシューは、脂身と赤身のバランスが絶妙。濃厚なスープに浸して温めると、口の中でとろけるような食感に変化します。中央に盛られたネギのシャキシャキ感が、この脂の海の中で唯一の「清涼剤」として機能しており、その存在の大きさを痛感させられます。
バリバリジョニーのバリとんは、決して「万人受け」を狙った優等生ではありません。
「今日は胃袋をいじめてもいい、とにかく濃いやつが食べたい!」という渇望を満たすための一杯です。食後の満足感(と、少しの背徳感)は、他店では決して味わえない中毒性があります。