• 新野菜系らぁ麺、味付ネギ、替玉(バリカタ)(910円)

  • 非常にあっさりした、野菜ダシの塩味のスープ。麺は細麺。硬さの指定を忘れたのは痛恨の極み。素麺と見紛うほどに柔らかく、コシがまったくない。
    具はカットトマト、おくら、ダイスカットアボカド、長ネギの薄切り、水菜、れんこんチップ、ラディッシュ、白胡麻、糸唐辛子、柚子皮と野菜尽くし。
    味付ネギは別皿で。長ネギを薄切りにして、醤油ダレや胡麻油と和えたもの。

    動物性素材不使用のヴィーガンスープは、想像した以上にコクと旨味がある。ただ、致命的なまでに麺が駄目。
    具もスープ同様、野菜のみ。トマトは種を取り除いた外側だけ。特有の甘味と酸味。
    アボカドでこってり、おくらでさっぱり。長ネギと水菜はしゃきしゃきした食感。柚子皮で、さっぱり感がいっそう強くなる。
    卓上のフライドエシャロットを適時加えて。香ばしい風味と食感がアクセントに。
    味付ネギは胡麻油の風味が強く、野菜主体のらぁ麺にはよく合う。

    替玉1玉無料。具もたっぷり残るので。今度は忘れずに、一番硬いバリカタで注文。
    食べ始めこそ硬いが、スープが温いのにすぐ伸びる。これでは美味しく食べるのは無理。
    たっぷりの味付ネギで食感を加えつつ、フライドエシャロットで風味を増す。
    スープと具は及第点。ただ、麺だけが論外。
    金属製の穴開きれんげが付く配慮は嬉しい。大半の野菜はこれですくえる。まぁ、完食したから使ってないけどσ(^_^;)

    フロアの女性店員は商品知識に乏しく、メニューの違いを説明できない。店でスープを炊いてないのは、見れば分かるが。
    Go To Eatの計算でも、千円以上高く請求されたし。指摘したら、電卓を叩き直して謝ってくれたけど。ちょっと杜撰。

    妻の希望で15年ぶりに来たが、次はまた15年後でいいや。生きていたらね。
    彼女も「スープを一口飲んで『たまがった』行けばよかったと後悔した」と、酷評してたけど。まぁ、分かればよろしい。
    ヨドバシカメラの地下で、このコロナ禍でも生き残ってる数少ない店なんだが……
    グロービート・ジャパン(株)は、「らあめん花月嵐」以外のブランドにも、もう少し力を入れるべき。