醤油チャーシュー　のり3枚　硬め多め（880円）

屋号に家がつかないが、家系ラーメンの店。
若干クリーミー寄りながらも
カエシのキレも十分に感じられる
濃厚な豚骨醤油スープ。
家系としては標準的な太さの
中太麺は、オーダー通りちゃんと硬め。
チャーシューはバラ肉で
トングで盛りつける際に
すでに崩壊するくらいトロトロで柔らかい。
いつものように卓上のおろしにんにくを
麺の上にのせて、そのまますすり
ダイレクトににんにくのライブ感を楽しむ。
うずらの卵は箸休め。
海苔も黒々としてしっかりとした食感。
ネギ丼（300円）もあるのが嬉しい。
だが、タレがかなり甘いので
ニンニク2匙、豆板醤1匙入れて
胡椒をたっぷりかけてよく混ぜ
いつものように海苔で巻いていただく。
最後はスープを少量かけて
ザラザラと流し込むように完食完飲。

クリーミーなスープ、うずらの卵
そしてネギ丼と、私の家系ルーツである
壱六家を彷彿とさせる構成。
そういえば緑区の至宝と呼ばれる
萬来亭も壱六家の流れを汲む店。
馴染みの味が名古屋で食べられる幸せと
壱六家との不思議な縁を感じた。