• 鴨だし中華そば(590円)

  • 六厘舎の味をより親しみやすくして提供する舎鈴ブランド。
    商業施設や繁華街で多くの店舗が展開されている。
    今回は本八幡の駅の商業施設で実食したが、ほぼ全店で提供されている。

    その舎鈴でカネキッチンヌードル金田店主の助言の下で作られた限定の一杯。
    金田さんが六厘舎の出身ということもあり運営会社松富士食品の伝手だろう。

    オーソドックスなラーメンのビジュアル。
    醤油の効き加減はまろやかで主張が出すぎない印象。
    しかしながら鴨の名手のアドバイスが生きてか鴨出汁感は感じられる構成。
    例えるならばバターのような濃厚さも感じさせるような仕上がりのスープ。

    麺は弾力のあるストレート麺。
    コシもそこそこ感じられるが、特筆すべきポイントは多くないか。

    具材は豚チャーシューとメンマとネギのオーソドックスな組み合わせ。
    チャーシューはやや硬めであるが食べごたえは十分。
    メンマの盛りもしっかりとしておりこれで590円はパッケージとして優秀。

    名店のネームバリューと多店舗展開の強みのシナジーによる企画だろうか。
    花月での蔦、しば田、琴平荘、飯田商店コラボは話題を呼んだのは記憶に新しい。
    出身者が各々名前を売っているグループの強みの活かし方として今後流行るかもしれないと思った。