今回頂いたのは、ラーメンにっこうさんの「柚子白湯つけ麺」。
まずは恒例の“麺だけでひと口”。
つけ麺にしては細めの麺は、噛めば噛むほど小麦の香りがふわっと鼻を抜け、これは期待が高まるスタート。瑞々しさもあって、そのままでも十分美味しい麺です。
しかし、いざ主役の柚子白湯のつけ汁に潜らせると……
「……あれ? 甘い?」
白湯のコクと柚子の爽やかさを想像していたところに、予想外の“甘さ”が強く主張してきて、味のバランスが崩れているように感じる仕上がり。
この甘さがどうにも気になり、後半は食べ進めるのが心配になるほどお口に合わない展開に。
最終的に、妻の鶏白湯ラーメンの残り汁につけて食べると、
「……こっちの方が断然美味しい!」
と感じてしまうほど、つけ汁との相性が決定的に違いました。
これまで数多くのつけ麺を食べてこられた経験の中でも、
正直、これは最下位レベル、自分の好みとは合わない一杯でした。
ただし誤解なきよう
にっこうさん、他のラーメンは本当に美味しい。
だからこそ今回の落差が残念で仕方ない、そんな一杯でした。