• チャーシューワンタンメン(1430円)

  • 今年の543杯目のラーメン、今年最後を締めくくる一杯になるので、贅沢にチャーシューとワンタンの両方を頼んだ。支那そばはかくもありなん、というそばだ。かれこれ10年、時たましか訪問できないがお世話になっている。支那そばといえば、かづ屋さんとここにとどめをさす。チャーシューもおいしいが、ワンタンもおいしい。最近では珍しくなってしまったが、大きな鍋で、麺を泳がせて茹でる貴重な店でもある。何と作り手の事情を優先させる店が増えてしまったことだろう。籠茹でなど、客の側の都合ではない。たっぷりのお湯に麺をゆったりと泳がせて茹でるのは、洋の東西を問わない。中国も、韓国もヴェトナムも、そしてイタリアも。イタリアンシェフが嘆いていた。今年は、自分の都合もあったが、年末限定麺の狂想曲に不参加と決めていた。そんななか、年越しそばを受け取りに、そばの名店鞍馬さんを訪れ、一年の礼を述べて西荻の駅に向かう途中、パパパインさんがやっていたが、外に並びができていたので断念。北口のいしはらがやっているかどうかわからなかったので、後回しになってしまったが、行くとやっていた。大晦日にやっているなんて何とありがたいことか。ごちそうさまでした。年を締めくくるのにふさわしいおいしいいっぱいでした。そう、ご主人はさる有名な支那そば屋さんを興された方。