• 追い鰹そば 白醤油(800円)

  • 日曜2軒目は麺屋 猪一 離れさんへ。
    こちらはミシュランガイドを取っている猪一さんのセカンドブランドで、元々はこちらの猪一さんに訪問予定だったが、13:40でまさかのスープ切れで早仕舞い。
    なので、そこから徒歩5分の場所にある猪一 離れさんでリカバリー。
    13:45着で外待ち3名に接続。
    外観は小料理屋みたいで、ラーメン屋には見えない。
    8分ほどで店員さんからお声がかかり店内へ。
    席数はうろ覚えだが、カウンター6席の2人テーブル3、4人テーブル1の構成。
    内装もオサレで広々とした空間が印象的。
    自分はテーブル席に案内され、店員さんから温かいおしぼりが渡される。
    ラーメン屋でおしぼり出すのって珍しいですよね。自分が初めておしぼりだされたのは勝本だった気がする。
    また紙エプロンサービスもあり。
    早速卓上のメニューを拝見。
    基本の追い鰹そば以外に限定もいくつかあるが、初めてなので追い鰹そばの白醤油をオーダーする。
    ちなみにサイドメニューで焼売があったが、最近流行ってるのかな。
    卓上にとろろ昆布、胡椒、一味、黒七味、粉山椒、自家製七味。
    スタッフは4名。
    待つこと10分ちょいで着丼。

    具材はタケノコ、三つ葉、白髪ねぎ、のり、味玉半分、チャーシュー。別小皿で柚子皮が入っている。
    店員さんから柚子皮や卓上のとろろ昆布をお好みで入れてみてくださいとのアナウンスが。
    スープは和出汁がビシッときいたアニマルオフの清湯スープ。
    メニュー名通り鰹がしっかり効いていて、また乾物系の旨味が後押ししている印象。ほんのり甘みもあり、ものすごく癒される味。
    入り口に指宿鰹節の札がかけてあったが、そちらの鰹節を使用してるのかな。
    京都の食べ物って自分の勝手なイメージで和出汁がしっかりしたイメージだった。
    しかしラーメンは天一や天天有などこってりしたお店が多い印象だったが、ここのラーメンを食べて、まさしくこれが昔自分が当初描いてた京都のラーメンなのかなと思ってしまった。
    麺は細ストレート麺。
    やや丸みがあり、啜り心地の良い麺。
    出汁感強めのスープとの相性もよい。
    唯一の動物系のチャーシューは煮豚タイプの豚ロースが1枚。
    味付けは程よくトロッと柔らかく、いいアクセントにもなってる。流行りのタイプではないが、存在感は充分。
    タケノコはしっかりと出汁がきいていて美味しい。お酒のツマミとしても申し分ない。
    風味良い大判なのりとシャキッとした白髪ねぎなども言うことなし。
    味玉は黄味が濃厚。
    途中とろろ昆布をインして麺と絡めていただく。
    美味しいのは当たり前だが、これが卓上に置かれて入れ放題なのはすごいなあと。

    サクッと完食。
    まさに京風な一杯といった感じで、30年後も美味しくいただけそう。
    次は本店に伺いたい。


    ごちそうさまでした。