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shotakon
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甲斐 高円寺店
東京都
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味玉チャーシューつけ麺
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前から気にはなっていた中華そば、つけめん甲斐さん。白い看板を何度やり過ごしたか。というのも自転車で青梅街道を通る時必ず見るため。
それでも8km地点て普通漕ぎ出してまだ1/3くらいなので止まろうという気もなく。荻窪出身というそれが来る気にさせました。
店内の香りは永福町系の大勝軒。醤油と少し獣臭い出汁の香りがします。今日はつけめん腹。券売機では味玉チャーシューにします。
L字のカウンター。おっちゃんは怖いけどおばさまは優しいので子連れもいてアットホーム。地元で愛されるのはいいことです。むしろそれを狙った地政学的立地。
さて、つけ汁が先。醤油スープに油膜。かなり煮干しぽい。麺。1.5mmくらいで割り箸よりワンサイズ小さいくらいなので食べ応えが。
食べてみるとビックリ。やり過ぎかというくらいの煮干し感。臭みはないですが、これを煮たら店内の香りも納得です。
ものすごくクセのあるつけ汁と言えますが、人間恐ろしいもので、慣れます笑
慣れるとあれ、コレ食べやすいなーなんて。サッパリしてる訳のない油膜ですが、甘みがあるためあっさり飽きずに食べられます。
そこでのヘビーパンチャーはチャーシュー。ぶたの脂のしっかり載ったそれは固まっているのでつけ汁に真っ先に入れておきます。忘れた頃に取り出すといい具合に。
みっしりと締まったお肉。噛み切るのも面倒なので一口で。噛み締めるとスモーキーというより炙った香りが広がります。
メンマもなかなかで、なんだろう。どれを取ってもおっちゃんの信念が感じられます。いちあち理由がありそう。硬派な感じ。
春木屋的かといえば、あちらは金華ハムとか聞いたし全く味は違う。けれどもこのイズムを感じる統一感はなるほどと思うものがあります。トータルで美味しかった。場所だけかな。。
近場にあれば通うつけ麺。
徒然なる記録は以下に。
夜まで暇。夜まで雨は降らないらしい。そして今日は日本一決定戦の第三陣。ネットで参加店を見てみたものの、たいしてそそるラーメンなし。
むしろ自転車で行く途中にある甲斐さんが気になり。このお店、前から気にはなっていたものの、荻窪の次の南阿佐ヶ谷と次の新高円寺の間。どちらからも遠い場所にあって。
丸の内線で行くはないし、自転車でもあまりに途中過ぎて降りない。そんな場所。
でもコメント見たら、春木屋出身とのことでいきなり俄然行きたくなりました。しかもなんとなくつけ麺を食べてみたい。ラーメンなんだろうなー、とは思いつつも。
雲が分厚い。自転車を出すと意外と風があります。行く手8kmが微妙に長く感じられ。代わりに途中のラーメン屋さんには目が。
行列していたのは荻窪の丸長さんと二郎。あと阿佐ヶ谷の一笑さん。どれも納得のいく行列。一笑さんのコンビをまた試したい気も。そういえば萬福食堂に幟(nobori)が出るように。あそこも美味しい豚骨屋さん。
目的地の甲斐さんは一笑さんの少し東。青梅街道沿いにあります。ここは行列って流石に。場所がちょっと辺鄙(henpi)なのよね。。
お店は壮年夫婦が切り盛りされていて、主人はメガネをかけた感じが、極道か中小企業の社長みたい。シャープな感じです。
似合わぬグラス。朝顔のような形で洒落ています。ここは奥さんのセンスかな?なんて勝手に想像するのもまた。。カーペンターズのBGM聴きつつ出汁香るカウンターでの待ちもまた愉しい。