麺は揚げた中細麺。バリバリの食感が心地よい。中華鍋で調理された、醤油ベースのあんがかけられる。
具材はもやし、たけのこ、豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、きくらげ、絹さや。皿の縁には和芥子。
何はさて置き、味付けが絶品。お玉で調味料をすくって鍋で味を合わせる様は、中華料理屋ならでは。
野菜の火の通し加減も抜群だが、それ以上にとろみの付け具合が絶妙。
揚げ麺がしんなりしすぎることもなく、最後までバリバリした食感を楽しめる。これが素晴らしい。
和芥子はアクセントに最適。酢をかけてさっぱりと食べるのもいい。
ちょっと醤油が濃いかな?と思わなくもないが、まぁ誤差の範囲内。
高級中華料理店は別格として、いわゆる町中華でこれより美味いかた焼きそばを知らない。
贔屓と言われても構わない。それでも、この一皿は絶賛に値する。
喫煙可。