• 焼豚麺(醤油)(850円)

  • 鰹節と鯖を濃口醤油で煮込んだ、醤油ダレが強く主張するスープ。ベースは豚骨清湯かな。表面にはラードの層で熱々。麺は縮れた細麺。
    チャーシューは4、5枚。おそらく、バラ肉とモモ肉。そこそこ厚みはあるのに、歯が当たる先からほぐれるほど柔らかい。味付けも美味。刻み玉ねぎの食感と甘味がアクセント。黒いのは何だろう、昆布の細切り? 具は他に水菜、海苔。

    まず、スープが美味い。確かに味は濃いが、充分飲めるしょっぱさ。後から調節も可能。刻み玉ねぎもいい仕事をしている。
    チャーシューは、さすが「柳麺、焼豚専門店」を名乗るだけのことはある。
    良質な生の豚肉を自家製スープでじっくり煮込み、醤油ダレにつけ込んで仕上げたもの。高島屋や伊勢丹のオンラインストアで取り扱っているのも頷ける逸品。
    麺はあまり特徴がないが、スープもチャーシューも個性が強いので、喧嘩しないくらいでいいんじゃないかな。当然、スープまで完食。

    店主は結構強面で、目力が強い。優しいし接客もいいんだが、店主とサシだとどうにも気圧される。気の弱い人は、カウンター上の酒瓶の列を盾にするといいかも(冗談です)。
    BGMはジャマイカのレゲエ。店主自身もミュージシャンで、店名のJAHは聖書の神を表す言葉だとか。
    創業は1993年だが、店は茅ヶ崎→秦野→二宮と移転している。