タコス油そば（900円）

【まぜそばと油そばの違い】
出張帰りに立ち寄るも、RDB(ラーメンデータベース)に記載の夜営業開始時間が古いままだった為、暫く待ちぼうけ。
他候補を当たるにしても中途半端な場所と時間であった為、喫茶店で小1時間程まどろむ。
オレとこの店の出会いは去年の2月。
最初に食べたのが「tacoまぜそば」だ。
鮮やかな彩りと、しっかり作り込まれたタコミート等が旨く、創作系が得意な店という印象が強い。
それが油そばへ形を変えて再登場したようなので、確かめに訪れたのだった。
結論から言うと、自分の堕舌ではよく分からなかったのだが、旨い！という点では同じ。
ライムがレモンに変わっていたが、店主さんによるとベースから全く変えているそう。
とは言え、基本的には一緒ですよ、とも。
油そばというとオイル系を想像したが、ベクトルはやはりまぜそば。
極太麺をタコミート&サルサソースに絡めて、ひたすらワシワシ食べ進める。
写真撮った時には見えていたローストポーク？は、気付いたら麺と一緒に食べてしまっていた。
以前と同じく、オッサン顔イラストのタバスコも提供され、レモンも含めて2回の味変が楽しめる。
キドニービーンズがゴロゴロ入っており、パクチーが独特な香りでアクセントを付ける。
ザク切りの玉ねぎのシャクシャクとした咀嚼音が、J-POPの流れる店内で小気味好く響く。
券売機等に記載されていなかったので、無いと思っていたライス投入は、
「お腹に余裕があったら小ライス出すんで、言って下さいねー」
と店主さんからの言葉。
余裕無くても頼んじゃうでしょ！
腹パンパンながら、タコライスともまぜ飯ともつかぬ、ともかく旨そうな飯をなんとか胃に詰め込んでフィニッシュ。
今、満腹感と満足感に包まれているのだった。