• しろ八ラーメンと旬菜盛り

  • 今日は初めからやられ気味。新宿御苑前から歩いてまず目指したのは、さんしょの木でした。桃の木が名前変わってさんしょの木になったとかで、、おどろ木。

    なんて冗談も言えない寒さ。先日の雪が溶けて冷やされて透明スライムみたいなアイスバーンをもこもこ作っています。そんな寒い日に、やられました。。営業時間変更。。1/4から17時までって。。orz

    冷たいスマホでお店を捜します。ゴツボのへんくつおじさんがすぐそこに居ますが、スルー笑 その次にそれっぽかったのが、このお店でした。寒さに急かされ急ぎます。

    とにかく寒いからやっていて欲しい。。そんな願いが届いて引き戸をキュルキュル開くと暖かな店内。生き返りました。外には天然だしとあるので無化調ぽいです。無化調かー難しいですよねー。

    入り口に「初めての人は追い鰹の醤油か塩」と書いてあったので醤油。しろ八ラーメンなる、お店を冠するラーメンに。なにやらスープで醤油、塩、「まったり」とあります。なにやらまったりは背脂らしい。

    あと、やたらカラフルなインスタ映えする写真があると思ったら、多分これ。トッピングの旬菜盛り。これにしてみます。賑やかになりそう。

    店内を見回すと、縦と横のカウンターでそこそこ入れそうだけどメガネのおじさんがワンオペ。その割にチャカチャカ丼が出てきます。

    しかし旬菜盛りって写真ではファンシーなルックスだったんですが、こんなおじさんが。。ゴツボといい、新宿御苑前ってごついおじさんが乙女心出し過ぎ笑

    他聞に漏れず、来た丼は花があります。なんというか、華というより可愛らしいお花。まず、下からしろ八ラーメンのコンテンツらしきからし菜と味玉。そして横切るチャーシューの天の川。その上はなかなかカラフルです。

    牛蒡と蓮根の白、サツマイモの黄、パプリカの赤に赤かぶの赤紫、からし菜と繋がるフリルレタスの緑。菜園のような彩(irodo)り。なんだかほっこりします。

    野菜は好きで、牛蒡や蓮根もどれも美味しく頂けました。しかし、、何度見てもワンオペで、仕掛け人はあのおじさんです。。うーむ。

    さて、菜園からラーメンに戻りましょう。

    見たらスープが少ない。この理由は大概、原価にあります。外の「天然だし」とあったワードは、その裏付けとして妥当なものです。もーのすごいいっぱい材料を使わないと良い味が出しにくい、故に高騰してしまう。

    また、別の理由は、いっぱい作れないこと。それらをなんとかしようとすると、スープを少なくせざるを得ないのかもです。

    実際、追鰹と銘打たれたスープは初手から鰹節の香りがこれでもかと襲って来ます。嬉しい襲撃。しかしこれだけ濃厚な出汁は材料を奢らないといけなそうです。なかなかに美味しい。スープ少なめな理由も分かる気がします。

    麺はちょっと太めでなんとなくズズーッといきたくなる麺です。もうそういう星のもとに生まれたかのような麺。小泉さんでなくてもズズります。合間に鰹出汁を挟んで食べる。。うーむやはりスープの割合が少ない。ある意味、具沢山。

    チャーシューは持ち上げると自己崩壊するよなホロホロ系のお肉。味玉とこのチャーシューは意図的なのか塩分多め。先に食べると舌がやられて危険かもです。いずれも美味しいけれど少し塩辛い。

    それからすると、、ってまた少なくなったスープにレンゲならぬ木のおたまを差し入れます。和風だしのようなスープ。煮物でも何でもできそうです。なかなか美味しい。

    結局、麺より先にスープがなくなりました。味を確かめようとちまちま飲んでいたらもうない。。残念。これは好きなスープ。

    しかし、今日やっていなかった「さんしょの木」さんに感謝です。そちらも時間があればいつか。。