• ラーメン(バリカタ)+小替玉(ヤワ)(780円)

  • 【豚骨ラーメンを求める旅】
    最近のネバーエンディングジャーニーとなりつつある、理想の豚骨を探す旅。
    今日は人形町(というよりも水天宮)にある、「しばらく」という店だ。
    博多に本拠地を構える東京支店で、九州出身者と思われる方の「現地っぽい味だ!」という口コミも散見され、なかなか期待出来そうだ。
    夜は水炊きもやっており、益々博多な要素が見受けられる。
    卓上には擦り下ろされた白胡麻が器に入って置いてある。
    受皿と共に提供されたラーメンは、まず丼が小さい。
    メニューに「一番」と「十八番」があり、替玉を前提としている為か、レギュラーである「一番」は一般的なラーメン丼に対して、70%くらいの大きさだ。
    木耳・葱・チャーシュー3枚が載り、受皿に溢れそうな程にスープがなみなみと入っている。
    ライトでありながら、確りと豚の旨味の出たスープは旨い。
    ただ、オレが求めるモノとは違うのだ。
    麺も小麦を感じさせるパッツンな仕上がりで、胡麻との相性も良い。
    逆にヤワだとどうだろう、と替玉はヤワでのオーダー。
    しかしデロデロにならず、口当たりが良くなるような変化が感じられた。
    この界隈では間違いなく旨い豚骨を出す店、と言っていいだろう。
    さて、オレが求める
    「トロトロの粘度で、丼底に骨片が少々沈んでいるような、やり過ぎ濃厚スープ」
    は、一体何処にあるのだろう。