• 特製天理ラーメン

  • お洒落でスローなWONKの「Small Thing」(AWAに検索させました笑) の流れる中、内向的な大学生みたいな黒キャップの若い男子が厨房でワンオペ。

    静かなお店。年配の方含め数人がソロで来ていました。好きな席に座れるのでカウンターやテーブルに離れてめいめいが座ります。喫茶店がわりになりそう。

    さて、座る前に券売機。お地蔵さんみたいに中央にあるこれで特製天理ラーメンにします。麺硬めでオーダー。

    味は醤油と味噌が選べて醤油にしました。
    (「味はどうしますか?」と聞かれます。下調べしておいて正解。というか、醤油と味噌があると伝えた方が親切かな。でもわざと言わないことでお客さんと会話が膨らむので、それはそういうものなのかも。)

    さて、カウンター越しにお盆に載った丼が渡されます。なるほど、某ログで「こんなん天理ラーメンじゃねー」的な怒り方をされていたのはなんとなく分かります。

    ルックスが違うのは特製ならでは。ネギ、チャーシュー、海苔、メンマ。中央に生玉子が落としてあります。

    スープはバリっとニンニクの効いた豆板醤の少しだけ辛めのスープ。白菜はスープと別枠で煮たものを足した感。スープと白菜は別物っぽい。

    確かにここらは違うというか。中本さんの味噌タンメンのように一緒に煮込むのだけれど、白菜メインのの野菜はクターとなっていない。天理ラーメンってそんな感じだったように思います。

    ここの白菜とスープって一体感は少ないかも。量については野菜って高いし仕方ない気が。

    んー、これは天理ラーメンではないと断ずるより、天理ラーメンインスパイアと考えれば何も問題ないのでは?

    美味しくなければそれすら名乗る資格はないかもですが、ラーメンとしては美味しいので問題ありません、と。

    麺は中華麺ほどの太さで、細身でありながら軽く平たくねじれがあり表面がつるつる。美味しい麺です。

    スープは醤油ベースにニンニク豆板醤。魔改造後の家系みたいなテイスト。少し塩味が強いですが美味しいペアリング。

    ほうれん草、キャベツの代わりに白菜とニラと豚肉がいます。生玉子も合いますね。

    特製ではネギ、チャーシューが載ります。このチャーシューが ラーメン大のもののよう。豚モモかな、締まった肉質で美味しいです。これは値段上がっても特製がベター。

    個人的にはお店は駅近だし、静かな雰囲気とか空いていれば貴重だと思っていて。それをひっくるめてこのお店の天理ラーメンは悪くないし、基本、好きな系統のラーメンです。

    補足するなら、天理(スタミナ)ラーメンはまた違う食べ物なので、これだけを食べて天理ラーメンを食べた気にならなければ何も問題ないと思います。

    さて、三鷹まで歩いて帰ろうかな。


    雑多な書き込みは以下に。

    去年の10月末、大阪で山本彩さんの引退コンサートを観て、のち神社の元祖という石上(isonokami)神宮に行きたくなり奈良は天理まで行きました。

    去年の10/28は100年に1度の天理教の大総会だったようでした。たまたまそんなタイミングだったため、和装の黒装束がいっぱいいたのを覚えています。

    石上神宮の帰りに途中にある商店街の天理スタミナラーメンに行列。長野の白菜を使った神座みたいな白菜ラーメン。ニンニク豆板醤スープながらあっさりしていた気がします。

    そんなラーメンを井の頭線は三鷹台で食べられると最近タイムラインで知りました。寄ってみることにします。


    18時丁度に三鷹台に着いて駅の階段を降りると斜向かい前方に「麺」とあります。近いw

    井の頭線の信号機が近く、車が止められてヘッドライトが連なり神奈川のどこだったかこんなだったなぁと。