ニンニク少なめ。+ネギ(150)
卓上はカラメ、黒胡椒、一味、ラー油、昆布酢
実は2回目。前回は自転車で来ていたのでレビューが書けなかったのでした。
夜10時に外待ちができる行列。早くも人気店ですね。
前回全マシにしたところ、八潮の本店よろしくニンニクの大地を見たので、今回は素の味を楽しもうとニンニク少しだけのコール。
着丼。乳化と非乳化に偏りがちな昨今、隙間を縫うような微乳化スープ。茶一色の丼顔に期待高まる。
まずはスープ。富士丸のエッセンスを感じる、出汁感のある豚スープ。程よく油が回った甘みのあるスープで、尖らずも丸すぎないちょうど味のする重低音。濃くなく深い。スープが止まらない。
丼が枯れる前にヤサイ。よく煮えホクホクで甘いヤサイはお鍋のごとく美味しくし炊けている。もみじ屋で感じた美味いヤサイがここにもいるな。
ブタ。しっかり密度厚みも2cmのド塊ながらジュワッと柔らかい神。脂感抑えめなのに飲める。味染みほどほどなのでブタだけでも食べやすい。
麺はギザついた生地っぽい麺で、堅すぎず持ち上げやすく、スープも連れ立ってくれるイケメン。味馴染みが良くてスープと一緒に楽しめる。
ニンニクは少なめだと本当に気持ち程度。それでもよく効く。しかし多めとの差が軽く10倍はあろうというもの。指数関数的に増えてる?
さて、別トッピングのネギについて。
前回訪問時には無かったトッピングなので試してみると、これはとんでもないアイテムであることがわかった。
お椀にモリモリ盛られたネギ、どうにもただ入れるだけというには多すぎる量。工夫が必要なのです。
まずはネギ単品でスープに絡めていただく。タレに加えて出汁感ある深いスープにネギが乗るとそばつゆのような軽やかさ。ただスープに清涼感が乗るだけじゃない、別側面の美味しさを引き出してくれる。思ったより楽しめそうな予感がしてきた。
次に卓上に目をやると、来たる汁無しやつけ麺に備えてか、ラー油が目についた。やるか、辛ネギ油。
ネギのお椀にふた回しラー油を垂らして混ぜると、辛ネギ油のカメノテ抜きが出来上がる。ワクワクしてきたぞ。
これをひとつかみ乗せてすすると、スープの旨味が手伝って一気にジャンクに寄る。辛味が足りなければ一味もまぶせばパワーアップ。
そして珍しい昆布酢を一回し足すと旨味が加わったうえに爽やかになり、更にすする手が止まらない。
最後にスープをお椀に移し、黒胡椒を振れば甘辛酸のつけ汁風に。
ネギの1つで丼が4回変化した。そしてどれもがバッチリうまい。ここに生卵や味脂が加われば七変化超えて二十面相。工夫ができるラーメンは好きさ。
ネギと卓上の無限の可能性に、麺が全然足りなくなった。元が抜群においしい上で、これだけ幅の大きい味変があるといくらでも食べられそう。
これでまだ開店して1週間やそこら。続けざまに食べても飽きないラーメンの美味しさに脱帽。さらに新メニューも開発中ということで今後の活躍も楽しみすぎる。間違いなく名店です。