• 特製全部みそま(限定)(1600円)

  • 2023年6月10日(土)

    この日はラー娘とお茶を飲んでから1人でこちらの店を訪問です。

    今回の目当ては著名ユーチューバーである「へずまりゅう」によりプロデュースされた「みそま」と言う味噌ラーメンです。

    尚、このメニューは目下3名の著名ユーチューバーが繰り広げている味噌ラーメン対決の一環として提供されている様です。

    因みに、他の2名は「ヒカル」と「ヒカキン」との事ですが、Twitterでは「みそま」を推す声が圧倒的に多い事から、提供が終了する前に一度は試すべくこちらを訪れた次第です。

    開店10分前に到着すると、店の前では1名の先客が開店待ちの状況です。

    開店と共に店内に案内され、指定された席に着いて「特製全部みそま」を注文すると11分ほどで待望のラーメンが到着です。

    濁った味噌スープには牛脂の粒が浮いていて、太麺の上にはチャーシュー、味玉、メンマ、モヤシ、水菜、ニンニクチップが乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、赤味噌を基軸とした味噌ダレの風味が味わいの大半を占めている印象です。

    蘊蓄によると出汁は牛の様ですが、牛脂が舌に触れると牛の風味が過るものの、スープのみを飲む限りでは牛の気配は殆ど感じられません。

    赤味噌の存在感が強過ぎる事から味わいが些か単調寄りであり、尚且つ食べ進めるに連れてスープが冷める事で次第と塩っぱさが増します。

    また、スープが喉元を通った瞬間に少なからず刺激を感じる事から、恐らく味噌ダレには若干ながら唐辛子が含まれている様な気がします。

    次に麺を食べてみると、縮れた太麺が幾分硬めに茹でられていて、噛み締めるとモチモチとした歯応えと共に仄かな小麦の風味を感じます。

    ただ、スープがサラリとしている事から絡みが弱めである反面、噛み締めると小麦の甘味よりもスープの塩味の方が舌に強めに伝わります。

    次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉の煮豚は結構厚めに切られていて、一方小振りなローストビーフは若干薄めに切られています。

    豚チャーシューはホロホロになるまで柔らかく煮込まれていて、滲み出た醤油ダレの風味と共に脂身のコクや甘味が舌に存分に伝わります。

    一方、ローストビーフはレアならではの靱やかな弾力を保っていて、噛み締めると赤身に含まれる肉汁の旨味が舌に鮮明に映し出されます。

    食べ終えた感想ですが、味噌ダレの風味に些か偏り過ぎていて、私個人的には極めて単調な味わいである印象がどうにも否めませんでした。

    と言う訳で、タイミングが合えば残り2人がプロデュースした味噌ラーメンも是非試してみたいと思います。

    ご馳走さまでした。