• こくにぼ(950円)

  • ラーメン花月さんの、お家芸?とも言える毎度期待のコラボレーションメニュー
    津軽煮干しを使った濃厚煮干しラーメン「ごくにぼ」と言う事だ。

    煮干しの濃厚で独特の風味を押し出した「美味しい煮干しラーメン」である。

    ただ私が気になったのは
    「ごくにぼ」と言うネーミングからイメージされる「煮干しのパンチ力」と言う部分。
    煮干しの豊かな風味にフォーカスを当てつつ、見事にバランスを取った「濃厚な煮干しラーメン」ではあるが、「ごく」=「極」と取って良いだろう。
    だとするならば「煮干しが極まっているだろうか」と言う部分に思考を寄せると些か「物足りなさ」を感じる。
    新宿歌舞伎町の「凪」さんや、板場の「一剣」さんのような「フルスイング感」は感じない。
    上記の、2店は「煮干し好きが舌を巻く煮干しラーメン」であり、「苦手な人は近寄ってはいけない」レベルだ。
    しかし、こちらは煮干し好きには「ゾーンの真ん中」にあたるような「見事に調和の取れた美味しい濃厚煮干しラーメン」と言う印象。

    美味しい、美味しくない。で言えば美味しい。よく出来た煮干しラーメンだと思う。
    ネーミングに吸い寄せられた民は少し肩透かしを喰らうかも?