海富そば定食（1100円）

秋刀魚だった。限定でも他と値段同じだね。魚に貴賎はないということか。
どうしてもラーメン定食という言葉に惹かれてしまうんだ。最近ラーメンにライスの魔力に狂わされているので。ライス前提の定食というワード。魅惑。
このスープ……、秋刀魚だ！！
きれいに麺の敷かれた丼を満たすのは粉々しい魚スープ。魚粉というふうではなく、砕かれた焼き魚のテイストがきちんと出ている。
こう動物の髄まで煮出されたスープにはやはり細パツが合うようで、適度な噛みごたえが米に良いんだ。
魚食ってるんだから米食うのは当たり前で、なんの疑問も抱かずにニカタツの構えを繰り出す。
チャーシュー、海苔、たまねぎ、焼きねぎたちトッピングは全て別添えで、適宜使うもブッ込むも米に載せとくのもよし。海苔の佃煮と味噌きゅうりでやるのもよしで、これは米主体のセットだ。素敵だなぁ。

ラーメン&ライスをこんなに黙々と味わったのは初めてかも。日本人としてこうあるのが自然と言わんばかりの魂への馴染みを感じた。
海魚だけでなく川魚も扱っているようでこちらも楽しそう。またいっぱい食べたいな。