• 味玉ラーメン(795円)

  • ギョーザ定食 +246円=1,041円

    近くを通ったので久しぶりにここへ。

    京都のほそかわで修行した店主が、伏見区深草で創業。その屋号とレシピを譲り受け、滋賀県で新たにスタートし、全国にチェーン展開する一大グループ。

    ますたに→ほそかわ→来来亭→魁力屋との系譜となる。鶏がら醤油スープにビッシリと背脂が浮かぶ。サイドメニューが豊富で、それらを組み合わせた定食も多い。

    カエシ醤油の濃さ、背脂やネギ、一味唐辛子の量、麺の硬さが好みで自由に指定できる。本日はネギ多めのみ依頼。「あっさり」と表記のあるスープは、かなり濃厚な味わい。カエシも粉もデフォルトでビシッ!と効いている。

    野洲本店そばの麺屋絶品で製造されたと思われる麺は、中細ストレートのホニャ麺で無指定だとやや柔らかめ。

    多めコールしたネギはザクザクで、濃いスープに良く合う。108円を支払えば更に増量も可能だが、まずまず充分な量。236円追加すると、縦に細切りした青ねぎが山盛りになって出る。ビジュアルも味も良いのだが、歯間に大量に挟まるという欠点があり、五十路は食後が大変。

    チャーシューはモモとロースが混ざっており、かなりな薄切りにしたものが大量に入っている。普通のお客にはチャーシュー麺は無用。

    張り切って追加した味玉は、トロットロよりややかためよりの仕上げ。少々甘さが強いのが残念。

    ネギと麺、チャーシューと麺、と食べ進め、半分くらいのスープと背脂を残して完食。完飲は余程の若さが求められる。五十路はここらでご馳走さま。