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トシフム
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信濃屋
岐阜県
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支那そば(880円)
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前回、多治見を訪れた時に気になっていたこちらのお店。
調べてみるとうどん百名店にも選ばれているようで、うどん通の間では
かなりの有名店のようですね。
【麺類 信濃屋】さんへ初訪麺です(^^)
日除けのよしずの間から覗く麺類信濃屋の暖簾がいい感じですね。
到着が早くまだ暖簾も掛かっておらず思わず通り過ぎてしまいそうでした(>_<)
ポールの到着となり、よしずの中へ入ると中から女将さんが出て来て
「開店は11:30からなんでしばらくお待ちください」とのこと。
この日は日差しはあるも風は秋で汗をかくことなく待てました(^^)
軒先はこんな感じ、店舗を営まれていたような造りの古民家長屋。
なんだか懐かしい空気が漂っていますね。
駐車場は2箇所あります。
第一駐車場は踏切傍にある砂利敷きの三角地5台分くらいですかね。
第二駐車場は少し西へ行ったところに9台分舗装されていてこちらの方が
止めやすいですね。私も今回こちらへ止めました(^.^)
一週間の内、4日間に仕込みをかけ残りの3日間が営業日
しかも11:30から麺が無くなる迄なんで地元の方でも訪麺するのが
大変と思われます。
気付けば後ろには10人ほどの行列が出来ていました。
兵庫に住む私がここに今居られるご縁に感謝ですm(__)m
開店5分程前に暖簾が掛かり、順番に店内に案内されます。
先頭の私は一番奥のテレビのある部屋のテーブル席へ
6人分の座布団が敷かれおりましたが次の方と2人で着席。
後の方は順次手前の部屋や入ったところの土間のテーブル席へ。
お茶は傍らに置いてあるポットからセルフで注いでいただくシステム。
私側にあったので相席になったおじさんの分も注いで渡します(^^)
個別にメニューは置いてなく入ったところ直ぐに掛けられた
一枚板に書かれたものがあるだけで初訪問の方はちょっと
戸惑いますね(^^;
メニューは基本的には三種類で
うどん(温かいうどん)並 660円
ころかけ(冷たいうどん)並 660円
支那そば(らーめん)並 880円
各メニュー小があり半額となります。
私は事前に調べており、ころかけ小(330円)と支那そば並(880円)を注文!
都合1290円也!
ほどなく着丼!
まずは、ころかけ小から濃いめのスープが美味そう(^^)
具材はネギ、生姜、ゴマと実にシンプル。
うどん本来を味わうために余計なものを一切入れてない
直球勝負の逸品ですね。
一時間かけて茹で上げられる麺は開店前から逆算して茹で始めるのでしょうか?
うどんの麺は太めの平打ちでそれを啜ると表面はトロふわ食感ですが
中は芯の通ったコシを感じる不思議な感じこれは今まで食べたことのない
味わいです。かけつゆも見た目濃いそうですが飲干せるほどの丁度いい感じ。
美味しいですね〜あっという間に完食完飲です(^^)
途中ご主人が「せまいところですいません。」と声をかけてくれました(^^)
有名店ではあるが腰の低いご主人です。これも人気のある理由ですね!
そしていよいよお待ちかねの支那そばの着丼です!
ラーメン好きの私、うどんの名店にラーメンを目当てにやって来たんですよねー
こちらもうどん同様に見た目は実にシンプル具材はネギのみ。
濃いめの醤油スープは魚介出汁に自家製ラードが使ってあるようで甘みを
感じます。
見た目に反して塩辛さはなく魚介和出汁の旨味を感じるスープで好みのタイプ!
これは、うまいわ〜(゚∀゚)
麺は透明感のある幅広の平打ち麺。
ラーメン好きの間ではピロピロ麺って言われてるやつですね(^^)
麺自体は硬めではなくむしろ柔らか目の茹で加減ですが強いコシがあり
喉越しが楽しめる逸品ですね。
これもまた、うんまぁ( ゚д゚)
支那そばも旨い麺を食べるのにスープがある感じです。
これもあっという間に完食完飲です!
二杯共並でもよかったくらいですね(^^)
愛知に来て「ころ」と言うのを良く聞くようになりそれが冷たいと言う
意味だとわかりました。
そしてなんとその ころかけうどんの発祥がここ信濃屋さんのようです。
うどんは香川でも醤油うどんやぶっかけとシンプルに麺を味わう食べ方は
ある意味王道ですが、ラーメンに関してはチャーシューやメンマなどの
具材を共に味わうことも楽しみにひとつでもあり正直ちょっと物足らなさを
感じた私でしたが麺もスープも旨かった事は間違いなしです(^^)
ごちそうさまでしたm(_ _)m