• 手打ち佐野ラーメン(650円)

  •  3ヶ月振りの佐野ラーメン。久しぶりに佐野駅前の「日光軒」へ。オープンの11時30分丁度に入店。ボチボチとその後も客が来店。店内は、南欧風でラーメン店らしく、お洒落。手打ち佐野ラーメンと餃子(3個)を注文。
     まず、5分後に餃子から到着。間違えて5個届いたが、料金は3個分でいいというので、ご馳走になる。ちゃんと餃子からラーメンが出るようにコントロールしているのは嬉しい。やや焼き過ぎかなと思ったが、皮がクリスピーで美味い。ややニンニクの効いた辛めの餡がいい。このクリスピー感を味わわせたくて、先に餃子を提供するようにしているよう。
     餃子を食べていると、ラーメンが着丼。正当な佐野ラーメンのビジュアル。澄んだスープと青竹打ちの縮れ麺。
     スープを啜る。やや醤油の立ったキリリとしたスープ。鶏ガラベースに煮干しもほんのり。後味に節系が追うのは、昔ながらの佐野の味。懐かしいスープだ。
     麺は、青竹打ちの中細縮れ麺。最近の佐野の流行にしては加水率低めのツルッとした喉越しとモチモチとした食感。小麦の甘味と香りを感じる。佐野といったら、この麺。
     具は、大きめの豚バラロール焼豚、太めのメンマ、ナルト、海苔、葱。焼豚は、噛むほどに肉の旨味が広がるタイプ。メンマの歯応えもいい。海苔の磯感もよいアクセント。
     子どもの頃食べた佐野ラーメンのDNAを継ぐ正当タイプ。なつかしく美味い一杯でした。