• チャーシュー麺・生玉子(1150円)

  •  13時に来店。中目黒駅から5分程。好立地だ。カウンター6席のみ。先待ちが2人。チャーシュー麺と生玉子の食券をポチり。カウンターの後ろのベンチで待つ。7分程でカウンターに。ワンオペで、箸もレンゲもコップもセルフ。煮干しがキッチンから香る。期待が膨らむ。
     5分で着丼。ワンオペなのに早い。びっしりと丼を覆うチャーシュー。どことなく喜多方風でもある。生玉子の月見風なのも面白い。
     スープを啜る。煮干しの効いたどことなく懐かしいが、スッキリと旨味の凝縮されたスープ。熱々なのも嬉しい。いろいろな乾物系の旨味や鶏ガラなどの動物系の旨味も加わっているのだろう。後味にほんのり醤油の酸味が残る。好きなスープ。
     麺は、中太ストレート。ツルモチ食感。柔目の茹で加減。個人的には、加水率がもう少し高めの方が、このスープでは好きかな。
     チャーシューは、煮豚風の懐かしいもの。バラ肉と腕肉の2種。5枚・8枚の13枚。どちらも柔らかく、味染みもよく、スープとの相性は抜群。どこを食べてもチャーシューが付いてきて嬉しい。メンマ、ナルトも。生玉子は、熱々のスープのため白身はどんどん固まっていく。途中から黄身を崩してスープに溶かすと、スープが円やかになってまた美味い。薬味は、葱。
     食べていると次から次へと客が来る。美味しい店だったが、11月30日で閉店の告知が。家賃が高そうだものな。いい物件を紹介くださいとあったから、どこかで再開してくれるといいな。