居酒屋(もつ鍋)の店先に「ラーメン」の幟が出ていたので気になっていたが、どうにも入りづらい店構え。ネットに情報もほとんどないし、スルーしていたが、たまたま昼時に近くを通ったので意を決して突撃! メニューは「尾張嘉豚ラーメン」なる独自のネーミングをつけた醤油ラーメンをメインに、もやしラーメン、旨味噌ラーメン、火釜チゲラーメンと4種類を提供。ランチタイムは小ライス無料。
最初なので基本の醤油ラーメンを注文。券売機はないが前金制という不思議システム。提供されたラーメンは油膜しっかりの、なかなか本格的なもの。スープは微乳化して豚の旨味とワイルドさに満ちており、実に旨い。ラーメン福あたりのスープを乳化させ、脂多めにしたような感じで、ジャンクな魅力アリ。
印象としては、大釜でガッツリ豚を炊いて大量に作ったスープのような力強さがあって居酒屋が片手間に作ったようなスープには思えないのだが、どうやって仕込んでるのだろう?
麺は細麺のストレートで可も不可もないが、チャーシューはトロトロのものが4枚。ライスのお供に最適なヤツ。スープの良さが特に印象に残ったが、全体的なバランスも良く、期待してなかっただけにかなり意外だった。他のメニューの出来も気になるので近いうちに他のメニューを食べに来ようと思う。
掘り出し物の一軒。