• 白だしチャーシューメン 海老ワンタンx3 肉ワンタン x2 味玉追加

  • キング製麺、水原さんのワンタン麺が無性に食べたくなった。片隅に、何処かの担々麺の想いも見え隠れしたものの。

    チャーシュー、ワンタンをフルにいただこうと思い、チャーシューメンをベースに。
    いやあまあ、何て素晴らしいラーメンなのだろうか。
    今日は敢えて私の好きな山椒にしなかった。当然、この3ヶ月半の深化を感じたかったから。

    スープの旨さが素晴らしいことに......,適当な言葉が見つからない。
    自家製の麺がまた、素晴らしい。色々試行錯誤されたのだろうな、と頭が下がる思いだった。

    王子に店を出したのも、自家製麺でやっていきたいという強い思いから。「麺がおいしくなってると思うんですが」と水原さん、私の顔を覗き込むようにお尋ねになった。とってもとってもおいしいです、と答えると、ニコッとお笑いになった。
    最初の1ヶ月、何日も店に泊まり込んだ、とかつて仰っていた。

    とことんの凝り性だろうろ思う。だからこそ、ベース(基地)になる、研究をとことんできるキッチンを備えたのだから。

    全てが上質で、この中に相反する(はじき合う)ものはない。お互いが高め合うものしかない。
    そういうすべてのことに極めていこうという水原さんの姿勢に敬意と感謝。

    上海から戻られた告知を拝見して直ぐに伺いたかったけれど、延び延びになり、今日。前回から3ヶ月半の間があくという体たらく。

    麺、スープ、海老ワンタン、肉ワンタン、チャーシュー、味玉、の各々のスープの素晴らしさが、合わさると、足し算以上の豊かな世界になる。それを見極め続けている水原さんの力量の素晴らしさを改めて実感しました。

    製麺の方では、8月の八咫烏の周年記念ラーメンに、六感堂と共に、麺を提供する事に。

    キング製麺が始まった時だって、相当おいしかった。けれど、この間が空いた事で、今の深化をよりはっきりと感じることができた。

    そう、当然、私の好きなワンタン麺上位です。最、を冠したい位です。