• 煮玉らぁめん(600円)

  • カタ。

    大橋の信号からすぐの所にある39番地さん。
    ここも久しぶり。

    このちょっと手前には梅ちゃんラーメンがありよく寄っていたのだが、残念ながら今はもうない。

    丁寧で綺麗な仕事が見えてくる良店で、私的に大橋では、ここか一九ラーメンがランキング上位に来る。
    勿論、新店が出来ているので今はどうかわからないが知る限りでは上位に位置するお店だ。

    とにかく、良いのはお店の雰囲気で、ご夫婦で一生懸命やられていて、その姿勢が非常に気持ちいい。

    久しぶりなので、煮玉を入れて注文。
    ラーメンを注文してからその都度出てくる紅生姜と高菜。
    これ一つとっても小さな事だけど、普通出来ない事ではないだろうか。

    ラーメンは、スタンダードな白濁豚骨。
    脂も結構浮く。
    少し甘みのあるスープは豚骨エキスが過度に濃い訳でもなく、子供からお年寄りまで食べられそうな美味しいスープ。

    細いがしっかりこしある茹で加減バッチリな麺。
    半熟の煮玉子もいい。
    脂身多めのチャーシュー。

    残念だったのはこのチャーシューで、昔はバラチャーシューと赤身のチャーシューが一枚づつ乗っていて細かい仕事だと感心したものだったので、バラチャーシューだけになっていたのはちょっとショックだった。

    ラーメン一杯500円の設定されているという事も関係してるんだろうと思う。

    始めは少なかったお客さん、店を出る時にはほぼ満席になっていた。
    皆、美味しそうにラーメンを食べている。

    決して良いとは言い難い場所で10年以上続けてあるのは、ご夫婦の真摯な姿勢がお客さんに伝わっているのだろう。

    ラーメンは単に味だけじゃない。
    その他の要因によって、そのラーメンが何倍にも美味しく感じられる。
    そんな基本的な事を改めて教えてくれる大事なお店だ。