• 塩つけ麺(950円)

  • 2024/07/20 13:53

    丸鶏庵さんでいただいた後、石狩の現地調査(外からのさっと見)を終え解き放たれる
    さてここからは自由時間という事で国道231号を北上する
    厚田の道の駅ではったり旧友と再会し、しばし歓談したあと北へ向け再出発する
    トンネルを通過中とても危ない自転車を発見、テールのランプとか発光するものが一切なくヒヤリとする
    3つ目のトンネルを抜け濃昼漁港の表示、ウニを食べさせてくれるお店があるか調査に向かう
    なかったので国道のバス停兼駐車場にて一服していると、先ほどの危険な自転車と思しき人ががやってきた
    話しかけるとやはり先ほどの方で死ぬほど怖い思いをしたそうだ
    そりゃそうだろうと思った
    後ろフェンダーの上に結わえられたバッグの下に赤いランプが光ってるのだが、すっかり影になっていて効果なし
    増毛迄これから15本くらいトンネルがある
    悲惨な事故の報道は見たくない
    仕方ないので自分のバッグに着けているGENTOSの赤いランプ付きのやつをあげる
    電池はいつ無くなるか分からないからくれぐれも過信しないでね、とクドいくらい言い残して別れ急遽用事ができた札幌に戻る
    ただ時間には余裕があったので望来から当別方面へ寄り道、通ったことのない道
    樋口季一郎記念館と民有林道五の沢線という表示が見え行ってみる
    車両がすれ違えない舗装された細い道をゆっくり走行、蝉の声も聞こえない静寂の中トワイライトゾーンのテーマが聞こえてくるのを感じる
    対向車はいない
    石狩油田八の沢鉱業所跡の石碑を発見
    えっ、石狩で石油取れたの?
    隣には石狩町立八の沢小学校の門
    碑文を読むと1960年に鉱業所閉鎖、住んでいた人たちが方々に散っていき小学校も閉鎖されたのだろう
    過去に思いを馳せ、人の営みも64年でここまで痕跡がなくなるのかと感慨に耽りスクーターに戻る
    と危険色の昆虫が多数止まったり乱舞したり
    スズメバチかとぎょっとするが止まっている形状を見ると2枚羽の虻
    知識は乏しいがシオヤアブという強烈な種がいることは知っている
    そうじゃなきゃいいなとスクーターに近づきシートをポンと叩いてみる
    飛び立ってくれたので急いで始動もと来た道を引き返す
    樋口季一郎記念館を訪問
    いろんな考え方の人がいるので感想は割愛するが、なぜこの地に記念館を?との問いを館長に放つ
    北海道の恩人だもの、北海道ならどこでもいいでしょ?と答え笑った
    納得して後にした

    とにかく暑い
    冷たい限定やってるかなと、けせらせらさんを訪問
    無いので、何時も美味しい塩つけ麺の食券を買う
    カウンターに座りスマホを見ているとお客さんのピークを越えた厨房内で長閑な会話が聞こえる
    新人のアルバイトの女性店員さんの靴のサイズの話
    小上がりのお客さん対応のため少し大きいサイズが適正らしい
    オーナーさんなのか店長さんか分からないが背の高い男性が笑い声を交え話している
    齢39、ダブルワークで居酒屋の厨房のバイトをしていた過去につい思いがめぐる

    提供された塩つけ麺は当たり前のように美味しい
    エピソード性の高いプチツーリングに大きな華を添えてくれた

    急遽札幌に戻った理由は大通公園のビアガーデンに行くことになったから
    その飲み会は関東の鉄道でたまに聞くアナウンス
    体調不良のお客様がいるため運行を停止します、的な意味合いで突然終了した

    トイレって大事