• 贅沢焼牛らぁ麺(1050円)

  •  前から食べたかった店に漸く行けた。12時20分頃に店に到着。7席のカウンターは満席。5分ほど待って、着席
     券売機の左上の法則で、贅沢焼牛らぁ麺を購入。これは醤油。塩を頼む客も多い。
    混んでいたので15分ほどで着丼。2杯ずつつくるようで、3巡目だった。
    ローストビーフがビッシリで、まさに贅沢感満載のビジュアル。
     スープを啜る。スープにはうっすらと脂が覆う。牛骨でとったスープは、上品なコンソメのよう。ほんのり甘い。臭みは全くない。醤油も円やか。ただ、食べ進むと牛肉のしぐれ煮や玉葱のすりおろしが溶けていき、味が変わり、牛感が増してくる。
    麺は、ストレートの中細麺。全粒粉で、小麦が香る。加水率は高めで、喉越し優先のよう。スープとの相性はよい。
    具は、大きなローストビーフが3枚。切れ端が4枚。柔らかく、噛み締めるほどにに美味い。牛の時雨煮もたっぷり。牛の香りも甘みが強い。味玉は、完璧な半熟度。他に、細切りの筍のようなメンマ。玉葱のすりおろし。葱。食べ進むうちに、牛の時雨煮が牛感を増していく仕掛けは面白い。その際、玉葱のすりおろしがよいアクセントになっている。計算され尽くした一杯だった。牛骨ラーメンでは、この店が一番。