• 塩あさびきとりわさ定食(1070円)

  • ・塩とりそば
    ・とりわさごはん
    ・あさびきたたき肉

    愚息を駅に送って行くついでにラー活を。東珍康は店外にも行列があったのでパス。駐車場がギリ1台空いていたこちらに久々の訪麺。13時過ぎに入店。

    清潔な店内は、入ってすぐの表のテーブル席と奥の座敷があり、結構な人数が入れる。席にはすぐ着けたが、我々でほぼ満席。

    しお鶏にゆず鶏やしょうゆ、濃厚あっさりに濃厚ぽってりなどのスープ違いに加えて、トッピングがむねなのかあさびきなのか全載せ(これをほんてんと表記)なのか、そして組み合わせるメシものが4種。さらに追加トッピングとサイドメニューなどがひらがなを多用した独特の表記でメニュー6ページにわたる。

    もう老眼ヲタ野郎には分かりにくく、集中力も続かず適当にオーダー決定。他のお客も決断に時間がかかっている模様。プロにメニューレイアウトを依頼した方が良いのではないかと思う。

    セットものがトレーにまとめられて到着。麺物が左で飯物が右に配置されている。五十路はこれのサウスポー配置が苦手で、まずは全てを逆に置き直す。

    透き通ったスープは、角の取れた穏やかな塩味だがしっかりと旨みが効いている。野菜や昆布由来と思われる甘みもあって厚みを感じる。

    自家製の麺は全粒粉入りの細ストレートで、麺線が綺麗に整えられている。ザクザクプッツン食感で美味い。

    デフォのトッピングは青ねぎと薄切りの晒し玉ねぎと豆苗に白ごまがパラリ。麺と一緒に噛むとそれぞれの香りや食感が楽しい。ただ豆苗は、彩りは良いが無くても良い感じ。カイワレか三つ葉の方が合いそう。

    丼横にポチ盛りしてあるワサビを時折箸先に付けて麺をすすると、穏やかだった味わいがビビットに変化し、シャッキリする。

    別添えのあさびきたたき肉は表面を炭火で炙ってある。青ねぎと晒し玉ねぎを巻いてカラシ醤油を付けて食べる。外は香ばしく中はシットリ、しっかり目の食感で美味い。鶏臭さは微塵も無い。

    ごはんにはたたき肉に青ねぎと切り海苔が添えられ、ワサビが天盛り。あっさりタレをかけてかきこむとワサビがツンと効いてこれも美味い。

    麺とスープを交互に堪能し、時折たたきやごはんを楽しんでいるとあっという間に麺完食。計画的に残したご飯に美味いスープをかけ、別添えさらた揚げ桜海老をパラリ、仕上げに黒七味をパッパと振りスプーンでザザッとかきこんでこちらも完食。

    数年前に来た時とはメニューも若干変化し、麺やスープははるかに進化していた。横着せずに時折足を運び、定点観察の必要な発展系店舗。女性にもお勧め。

    食べる前より体内が浄化されたようにも思ったが、オッさんにそれは無いな。美味かった。ご馳走さま。

    追記:ささみ肉の鶏天がメニューから無くなっていたのは残念。食べる気満々で訪れただけに凹みは大きい。