• 黒流

  • 初訪。京都家系の雄【あくた川】の系列店で、二郎系と家系のハイブリッドとでも言うべきラーメンを提供する(故にどちらとも違う)。百万遍をさらに東へ……京都大学の傍なのもあって、如何にも腹が減ってそう&喰いそうな学生のグループが店の内外に。元々はラーメン屋ではなかった店を居抜きしたのだろうか、提供麺種&客層と打って変わって洒脱な内装。
    食券を渡すタイミングで麺の硬さ/アブラ/濃さをコール(普通/多め/濃いめでオーダー)。ヤサイ増しは別料金だがライス(おかわり自由)、生たまごと共に各50円という財布に優しいお値段は本家と変わらず。
    ハイブリットだけあって、両者の良いところを合わせたようなバランスの良いジャンク感。【黒流】はそこにニンニク背脂マー油のビターな香ばしさと、燻製チャーシューのスモーキーさが合わさって、アイラウイスキーにも似た通好みなアクセントが効いている。
    厨房1人&ホール1人のツーマンで掃くにはキャパが広く、並びもあってそこそこバタバタしていた……が丁寧な接客で好印象。