• 男そば 百g増×2 鬼脂(1240円)

  • ラスト男そばは白かった!?
    〜惜別の麺増し鬼脂!〜 の巻

    2月、3月と閉店延期を何度かしていたが
    ついに5月6日で閉店してしまうこのお店。

    3月にも平日夜に訪れたが
    あいにくの休業のためありつけず。
    行けないうちに閉店かと思ったが
    今朝、SNSを見たところ、本日営業とのこと。
    これは行かねばなるまいて!!

    昼営業に訪問するのは初めて。
    店前のウェイティングシートは先客2名。
    最後にして、この店で並ぶのも初めて。
    みなさん閉店を名残惜しんでの来店だろう。

    まだいただいたことのない限定の
    オールビーフの塩そばがあったが
    最後は基本の男そばと決めていた。
    どうせなら麺増し200gで。
    そして、気になるトッピングの鬼脂を選択。

    男そばのスープは醤油が効いていて
    かなりの漆黒だったはずだが
    鬼脂のおかげで、真っ白な見た目。
    それもそのはず、仕上げに
    小さめのレードルで、脂を3杯かけていた。
    鬼脂という名前に偽りなし。

    カエシのかかった脂は、
    シャキシャキとした茹で加減の野菜と
    相性抜群で、ついそのまま2口3口と
    箸をすすめてしまう。

    麺を引っ張り上げて天地返しすると
    漆黒の色に染まった極太麺がお目見え。
    大量の脂と、漆黒のカエシを纏い
    テラテラギラギラと黒光りする。
    しっかりとスープを持ち上げる縮れと
    ワシワシ、モチモチとした強い弾力。
    脂とカエシにまみれながらも
    ちゃんと麺の味も感じられる。

    厚さ1cm超のチャーシュー。
    この日はしっかりした肉質のもの。
    噛みしめるとほどける赤身。
    スープで温めながら、2、3口楽しめた。

    セルフでご飯が無料のため
    茶碗に盛ったご飯に
    背脂と少量のスープをかけて〆の背脂丼。
    まったり甘い背脂と、ギンギンのカエシ味は
    禁断のご飯のおとも。かきこむように完食。

    最後を名残り惜しむかのように
    背脂の浮いたスープを飲む。
    ビンビンに効いた強い醤油だが
    スープの旨みも半端じゃない。
    ジョッキの水を飲んでからまた飲むと
    何度でも感動できてしまうほど。

    店主さんに
    お疲れさまでした、お世話になりました
    と、お伝えすると、いつもの調子で
    明日も来てよ!明日ダメなら明後日!
    との言葉をいただき
    つい、また来ます、と言ってしまったw
    ラーメンも含めて、濃ぃい店やったなー。
    本当にまた来たくなってしまう。
    ありがとうございました。