臭みもコクもない薄っぺらい豚骨スープ。そのままだとちょっと厳しいか。麺は細麺。硬さは適当。替え玉は2玉まで無料。
チャーシューは厚めで肉も脂身も柔らかいけど、旨味は抜け気味。具は他にきくらげ、茹でもやし、青ねぎ、刻みにんにく。
スープは薄く、だいぶ物足りなさを覚える。おそらくは工場製。麺は博多ラーメンにしては、かなり多い部類に入る。
にんにくは卓上になく、トッピング扱い。無料だが量は控えめ。
1玉目はきくらげと青ねぎで食べる……つもりだったが、いかんせんスープが弱すぎる。
そこで卓上のピリ辛もやしの助けを借りる。
真っ赤なタレといい、塗した白胡麻といい、博多一風堂のホットもやしのパクりだよね?
辛味と旨味がそれなりに増すので、まずまず食べられる味になる。
余談だが、注文は卓上のiPadから行う。
汎用のスタンドに置かれて、充電コードも繋いでなければ固定もされていない。
これ、盗られる心配はないのかな? なお、レジでの会計もiPadで行っていた。
iPadの選択肢にはバリカタまでしかないが、訊けばハリガネや粉おとしも可能とのこと。
それならと、替え玉は粉おとしで注文。
ラーメンのタレが少量かけられて、青ねぎを乗せて提供される。理想的な粉おとし。
卓上に辛子高菜はないので、ピリ辛もやしをおかわりして味を調える。
麺の量が多いので、半玉でもよかったかも。何とか固形物をさらって箸を置く。
スープは飲み干すほどの代物ではないので。
替え玉2玉とか、空腹時でもまず無理。食べ盛りの学生達には、嬉しいサービスだと思うが。
生ビールセット(500円)は、生ビールと一品料理のセット。
餃子(5個)はパリパリの羽根付き。ラーメンから遅れての提供なので、写真はなし。
皮はやや厚めで、破れることはなさそう。餡はひき肉メインにキャベツ、にらなどオーソドックス。
ただ、餡に不思議な甘さがある。これ、下味に砂糖入れてません?
卓上のラー油と酢で食べる。もちろん、生ビールとの相性は抜群。味はさて置き、食べ応えがあるのは確か。
ちなみに、生ビール単品は450円、一品料理単品は250円〜350円(餃子は300円)。計算がガバガバすぎですなσ(^_^;)
妻が頼んだ"辛味噌とんこつラーメン"は、タレの旨味で補ってるぶん、いくらかマシ。
駅からのアクセスはいいが、時間が許すなら少し歩いて「麺や 晴」で食べるな。
あちらは、ちゃんとした博多ラーメンの店なので。