土曜日の18時35分着。待ち組6組。15分待ち。
JR両毛線・佐野駅から車で約6分、佐野厄除け大師からも近い場所にあります。
澄みきった琥珀色のスープ。丼の縁に刻まれた店名とともに、その一杯は静かに佐野の伝統を語りかけます。
名店の“総本山”的存在。田村屋さんが果たしてきた役割は、佐野ラーメンの“王道”を明確に示したことです。
市内外から訪れる人が絶えません。
青竹手打ちの技を磨き、透明感ある醤油スープの完成度を高め、その味を基準として多くの弟子を輩出しました。結果として“田村屋系”という流れが生まれ、佐野ラーメンのブランド力を底上げしてきました。文化を守り、広げた存在。
そして、この一杯。スープは鶏の旨みを軸に、やわらかなコクを重ねながら、後味は驚くほどすっきり。油は控えめで、澄んだ香りが立ち上がります。青竹手打ちの麺は、しなやかでなめらか。不揃いさが心地よく、スープとの一体感を生み出します。
大判のチャーシューは穏やかな味付け。肉の旨みを素直に味わえました。メンマの歯ざわり、ねぎの清涼感、ナルトの彩りが全体を整えます。
まさに王道の満足いく一杯でした。今日も素晴らしいお店と絶品に巡り会えたこととラーメンの神様に感謝です。ご馳走様でした。