正直、これは意外だった。
いつもは横目にやり過ごしていたお店でしたが、今日に限って無性に入ってみたくなり、初めて暖簾をくぐりました。
はんちゃんらーめん
山口県山口市宮野上176-3
ベースは豚骨と軽いリサーチはしていましたが、メニューに敢えて「醤油豚骨(¥630)」とありましたので、それを食べました🍜
注文は「半ちゃんらーめん」のラーメンを醤油豚骨に変えてもらいました(¥780)。
マッたく期待して、いませんでした。
カウンター越しに御主人の調理作業が見えます。
寡黙な職人気質のオーラ。
シブく厳しく、輝いています。
見た目は平凡な表情の着丼です。
豚骨スープとしては白濁感に欠けるよう感じますが、間違いなく豚骨スープです。
高温で煮込むスタイルではなく、低温で時間をかけて出汁をとるスタイルと感じました。
清湯ではありませんが、それに近い印象ですね。
それはスープを一口啜れば分かります。
良い意味で個性的な味わいです。
他所にはない、オリジナル性の高いスープでした。
博多とか久留米ではなく、まさに「はんちゃん」流とでもいいましょうか。
麺も、グルメサイトの口コミなどを拝見するとけっこうクソミソな評価を受けていますが、どうして中々良い中細ストレート麺でした。
茹で加減も申し分なく、あの御主人ならご自身の拘りをしっかりと持ちながら、尚お客様のご希望にも応えてくれると思われます。
麺も良いのでしょう。
少し柔らかめな茹で具合でしたが、食感はしっかりとしており、最後までノビることなく美味しくいただきました。
ラーメンとしてけして絶品とは思いません。
が、唸らせずとも満足できる、美味しい一杯です。
少なくとも私はそう感じました。
さてチャーハンです。
コレはひと言「ウマ!」。
あまりにも量が少なくて美味しさを噛みしめる暇もないほどでしたが、間違いなく美味いです。
今度来たらこのチャーハンを単品大盛りで食べたい、そう思わされました。
ので、詳しい寸評はその折に。
名店でなくてもいい。
肩のこらない、普通に美味しい一杯が食べたい貴方に、お奨めします😋