• 平子いわし濃醤油(690円)

  • 海を越え、嵐を越え、新千歳から仙台にやってきました。

    仙台空港には降りれないかも、という条件つきで飛び立ち
    さらに小さなプロペラ機のためか気流の乱れに
    ジェットコースターのように揺れ、女性の悲鳴が上がる状況。

    そんな思いをしても仙台にやってきたのは
    そう、このラーメンを食べるため⁈
    ・・・というわけではありませんが
    ホテルにチェックインしたあと、取るものも取り敢えず
    速攻で地下鉄に乗り、仙台在住のグルメ王A氏が推す
    ラーメン店『だし廊-NIBO-』に。

    この店の中でもA氏が推す
    『平子いわし濃醤油ラーメン全部のせ』
    のチケットを券売機で購入。

    待つこと7分で着丼。
    びっくりしたのは着丼と同時に
    お店のお姉さんがおしぼりを手渡してくれた。
    こんなサービス、他のラーメン店はないですよね⁉︎

    まずはスープをひと啜り。
    ん?今流行りの濃厚煮干しスープと思ったら
    動物系の味も混ざっている。これは豚さん?
    煮干しも強いけれど程よい感じ。
    ただのニボニボより個人的にはこちらの方が好き。
    そして、濃厚な見た目の割には
    どちらかといえばまろやかな醤油味。
    とてもバランスがいいと思います。

    麺は極太のワシワシ麺。濃厚煮干しラーメンには
    細麺ストレートが普通ですが
    このスープには細麺よりこちらの方が合いますね。

    全部のせにした具は豚バラの煮豚が3枚
    バラの花のようにまとめられたレアチャーシュー
    半熟味玉・メンマ・海苔・三つ葉・刻み玉ねぎと豊富。
    厚切りの豚バラ煮豚は脂身が多い割にはしつこくない。
    しっかり煮込まれて余計な脂が落とされていて
    さらに煮込んだ醤油の染み込み方が
    ちょっと濃い味だからだろうか。
    レアチャーシューはなるべくスープに
    浸からないようにして食べると生ハムのようだし
    スープに浸かって色が変わると
    高級なしゃぶしゃぶ肉のようになる。美味い。
    煮干しにはやはり刻み玉ねぎですね。
    味玉は普通かな?
    とにかく具が多くて麺の方が先になくなってしまいました。

    卓上に見慣れないものが・・・
    店員さんにこれは何かと聞いたところ
    酢に煮干しを入れて、味変できるということ。
    試しに入れてみたところ、全体がさっぱりし
    スープの煮干しの濃さに舌が慣れてきたところに
    煮干し味を濃くする効果があるので
    もう一度、煮干しを楽しむことができますねぇ〜

    具も麺もスープも私好みですね。
    店に対して『美味しいラーメンを
    提供してくれてありがとう』という
    メッセージを示すお作法である
    スープ完飲をしておきました。