• 極煮干ラーメン(920円)

  • はちどり、と言う店名であり、本来ならば鶏だしを中心に選択すべきなのではとドキドキしながら注文。僕がチキンだからなのだろうか。ここで声を大にして言いたい。「はちどりだけに」。隣のサラリーマン2人組がこぞって昆布水つけ麺を僕の後追いで注文していて、少し安堵する。
    煮干ラーメンと言うジャンルが一般化したのもこの10年くらいでは無いだろうか。古くは東京だと「伊吹」が有名だが、僕はそのレトルトパウチの伊吹のスープだけをセブンイレブンで購入し、そこにサラダチキン(ササミ)を投入、レンジで温め毎昼過ごしていた時期がある。いわゆるダイエットなのであるが、その高い意識が「煮干」と「鶏」で蘇り、この"毎日がラーメン"に参加してから弛みを感じつつある脇腹を眺めラーメンを待っていた。何なら、痩せる?などと暗示をかけているうちに本丸の到着。お、これは相当に煮干だ、何なら煮干好きで無いといけないやつだ。と言うくらいの酸味と旨味。
    また僥倖について語る欲求が噴出してきたが、それは単なる汗であり、予想通り脇腹が引き締まる事はなかった。もちろんスープは醤油で引き締まっており、とても美味しかった。