ラーメン屋を目指す人に作り方を教える、製麺機メーカーがやってる学校で香川県の本社と東京にもある。
京都のあっぱれ屋店主、私の地元なら獅子丸などの半蔵グループ総帥や、豊橋にあるたのしみ店主、香川ならすずむし店主などが卒業生になる。
2〜3ヶ月置きにオープンキャンパスやってて、香川を出る前にせっかくだからと申し込む。
学校は5日間で、今日は最終日の盛り付け実習の日。
期待してた出汁を引いたり、製麺の工程などは見られず…
外人多めな生徒のなんちゃって調理の見学と作成したラーメンの試食。
基本的に無化調らしく、見た目は特製バリに豪華。
スープを一口、おいしくない。
素材や出汁の旨みを感じない薄っぺらなもの。
そもそも温度も低いし、あの湯切りを見てれば薄くなるに決まってる。
麺は中細でフスマ入り、硬めに茹でられ悪くない。
トッピングは薄切りレアチャーシューと鶏胸が2枚ずつにワンタン、半味玉と穂先メンマ。
肉にはそれぞれ味付けがしてあるんだが、なんか薬剤っぽい違和感。
メンマは繊維質強すぎて噛み切れないし、変な色したワンタンはトロ感なしで小麦粉の塊。
それぞれを一口ずつだけ食べてフィニッシュ。
おいしいわけがない。
普段食べているラーメンとはまったく違う食べ物で、これ出す店ならすぐ潰れるわと言った出来。
オープンキャンパスでこれ食べて、入学する気になるんだろうか?
女性スタッフが多く、全体的にユルい感じで人生賭けた真剣勝負感はない。
私が想像してたラーメンで一旗挙げてやろうとギラギラしたオッサンの集まり、なイメージとは違い過ぎて拍子抜けした。
製麺体験はこれとは別で参加できるみたいだから、そっちの方が価値ありそうだな。
良い経験になりました。