あら焼き鶏白湯そば（750円）

本日のあら
真鯛、目鯛、かんぱち、しまあじ、インドマグロ

毎朝築地市場から仕入れる鮮魚アラを蒸し焼いて炊き出し、鶏白湯と合わせた醤油味のスープ。魚粉もわずかに入っている。麺は菅野製麺の細麺。低加水でパツパツした食感。量は130g。
チャーシューは鶏ムネ肉が3枚。低温調理で柔らかいもの。揚げたけのこは長くて存在感があるが、噛み切るのは難しい。醤油の味が濃い。半分の煮玉子は黄身が完熟。具は他に生海苔、白髪ねぎ、刻み玉ねぎ、万能ねぎ、糸唐辛子。

鮮魚アラと鶏白湯の組み合わせは、ちょっと珍しい。アラは仕入れに左右されるが、鶏白湯が下支えすることで味が安定するのかも。
だいぶ魚介系に寄せてはいるが、見た目以上にスープが重く感じられる。細麺との相性もいい。
具の種類が多く、デフォで「全部のせ」というのも頷ける。中でも揚げたけのこが異彩を放つ。刻み玉ねぎと白髪ねぎの食感がアクセントに。
味玉を残して麺を食べ終えたら、スープはひとまずそのままで。

〆メシ（150円、ランチタイムは50円）はチーズと温泉卵から選べ、前者を選択。
ご飯は宮城県産ひとめぼれを使用。底が深くて広い丼なので、意外と量がある。
粉チーズが全体に振りかけてあり、他には少量の万能ねぎと黒胡椒。れんげで好きなだけスープを入れ、リゾット風に〆るのがカシムラ流。
チーズにはカレー粉が合うとあったが、個人的には柚子胡椒の方がおススメ。

ただ、粉チーズがこれだけかけてあると、ずしりと重くなる。これなら半ライスで充分なんじゃ？ って気も。
銀座 朧月で食べてから、さほど時間が経ってなかったこともあり、先に食券を出したことを若干後悔し始めていたが……
何とかリゾットを食べ終え、スープは九割方飲んだところでギブアップ。さすがにつけ麺からの連食は無謀だった。
ラーメンは文句なしに美味かった。ただ、〆メシについては一考の余地ありかな。

8月11日〜16日は夏季休暇。8月17日より通常営業。

追記。
2020/10/30閉店。
2020/12/1「食事処 かわの」に業態変更。