• チャーシューメン(1000円)

  • そろそろ今年最後の髭かな・・と感じ始めてきた時期。
    昨年は、チャーシューの販売イベントあったけど、今年は無いみたい。

    夜の部も終わりに近い時間帯。
    店内に客は4名。
    いつもの様に『チャーシューメン』を頼んで待っておりました。

    ガラガラガラ(扉が開く音)

    すかさず店主の声
    「ごめーん、もう一人分しか無い・・」

    今日は1番奥に近い席だったので、お客さんの姿は見えない。
    二人連れだったみたいです。

    ああ、麺が1人分しか無いのか。
    流石に、「俺は食べるから、お前は帰れ」という冷酷な奴はいないか。

    と言う事は、そろそろ閉店か・・
    自分のチャーシューメン(ニンニク入り)も出てきたので食べ始めます。

    ガラガラガラ(扉が開く音)

    「ごめーん、もう一人分しか無い・・」

    また二人組な様子。
    二人とも同じように出て行きました。

    最後の1人がなかなか来ませんねぇ
    これが終われば店主も片付けもできるのに、普段だと直ぐに次が来るのにね。

    そう思って食べていたら、ある想いが湧き上がってきた。

    「お代わり・・できるかな」

    いつも迷う『チャーシューメン』と『油そば』、ならば2つ食べちゃいたい。
    今なら後ろの客もいないので迷惑にならないかな・・

    「油そば、お代わりで食べます!!」

    店主がニヤリと微笑み、

    「じゃぁ、閉めるか」と言いつつ、入口看板を裏返しに厨房を出る。