池袋西口の超人気味噌ラーメン専門店で平日14時過ぎのランチ。
幾度となく訪問しようとは思っていたものの、基本行列店なのでスルーしていた。
しかし平日のランチタイム過ぎなら行けるかも…と東京芸術劇場のほうから店前を見ると並びなし。ならば!と針路変更して突撃。引き戸を開けて中へ。
席はカウンターのみで10席あるかないかで7割くらいの埋まり。基本退店までずっとそれくらいで入れ替わりでした。
入店するとすぐ右手に食券機。
そこから今回は味玉付きの辛味噌ラーメンをチョイス(1080円)。そして麺大盛り(100円)もチョイス。
なんとなく気分的に食べるなら辛味噌ラーメンか担々麺だったので丁度良し。
食券買うと店員さんが座る場所を指定してくれるので、食券機横の水サーバーからコップに水汲んでその席へ(ちなみに水のお代わりはそのサーバーまでいちいち来ないとダメ)。
そして食券をカウンターに置くと、店員さんがメニュー確認の上早速調理開始…というか入店した段階で既にモヤシ炒めを作り始めている。まぁ確かにどのメニューも炒めモヤシ使うんなら、入店の段階で炒め始めるのは時短として正しい判断ではある。
田坂屋ののれん元の荻窪四面道にある味噌っ子ふっくは並ぶの嫌で行ったことは無い…んだけど、更にふっくののれん元である野方の花道庵は花道の頃から数度訪問経験はある。
でも最後の花道庵訪問も数年前の話なので、花道系の味噌ラーメンの味がしっかり舌に残っているかはかなり微妙。
さて、そんなこんな考えていたら着丼。
まず炒めモヤシの香ばしい香りが漂い、ライト目で少し赤み(辛味噌なんで)のある茶褐色が目を引きます。
で、スープを早速一口。
ああ!そうだ!花道系ってこうだった!と味の記憶が一気に蘇る。
味噌は濃ゆいんだけど、決してハードパンチではないというこの感じね!はいはい。
でも記憶よりは甘く円やかかなぁ…。多分背脂の甘さと円やかさがグッと効いているんだと思う。ま、それもそれで旨いと思うんだけど、正直これは食べ進めているとその背脂の甘さと円やかさが重く響いて、箸がすすまなくなるパターンになりそうな気がする。
であるならば短期決戦が吉!と一気に食べ始めます。
チャーシューはトロホロで旨い!味玉も普通に旨い。
麺は三河屋製麺の独特のブニョシコ食感の太麺。正統な味噌ラーメン専門店では、まぁまぁ見る麺タイプで、食感に賛否あるとは思うけど個人的には好きな麺です。
食べ終わって具と麺の無いスープだけ見てみたらやはり背脂が結構浮かんでいる。
背脂好きだから不満はないけど、まぁ確かに甘さと円やかさで味が単調になるよね…。花道(花道庵)はもっと味というか風味がビシッと締まっていたように思うんだよなぁ…。
でもさすがは田坂屋、さすがは花道系ということで納得のお味でございました。
値段もデフォのやつならギリ1000円超えないのはちょい嬉しい。