• もやし炒めラーメン 大盛り

  • 野菜不足。
    身体がそう訴えているので。

    美味い。
    野菜たっぷり。
    それを求めて五円安さん。

    この日もたくさんのお客さん。
    人気だなあ。

    席に案内されてもやし炒めラーメンを注文。
    着丼を待っていると隣の隣に座っている方から、ンチャッ ンチャッ ンチャッ
    って音が。
    横目で観察すると、どうやらズルズルズルズルとすすり、もぐもぐと食べ、お口の中が空っぽになった後、なぜだか口を閉じて開けてを繰り返す。
    その閉じて開けての音が

    ンチャッ ンチャッ ンチャッ

    気になる…
    この音を聞きながら自分のラーメンを食べたくない。

    ンチャッ ンチャッ ンチャッ

    俺のラーメンなるべく遅く持ってきてくれないかなー
    できるならあの方が食べ終わった後に持ってきてくれないかな…

    ンチャッ ンチャッ ンチャッ

    を聞きながら待つことしばし。

    着丼。
    しょうがない、食べるか。
    3分の1ほど食べ進めたところで彼は食べ終わり、退店。これで何も気にせず食べられるー。

    美味しいなあと思いながら、ゆっくり味わいながら食べながら、ふと周りを見渡すと店内のお客さんが僕とあと1人。

    あら、これはヤバい。
    僕は小心者なので最後のお客さんになりたくない。
    お店の人に
    早く食べろよー
    お前が退店したら片付けができるんだよー
    と思われるんじゃないか。
    そう思うと最後の客になりたくない。

    いや、こちらのお店の店員さんはめちゃめちゃ愛想が良くいつもニコニコ顔で元気よく接客してくれて、とてもそんなふうに思うタイプではないと思う。

    でも僕は早く食べて退店しなきゃと思う小心者なんです。
    そこからは自分の持つポテンシャルを最大限使い食べる。一心不乱に食べる。

    なんとか最後の客にならずお店を出ることができました。。。