• 焼肉冷し(720円)

  • 2022年12月9日(金)

    昨日は神俣から勝田まで移動してこちらの店を初訪問。

    こちらは水戸スタミナラーメンの発祥とされる老舗であり、私は約1年半前に取引先の方から教えられてこちらの存分を知りました(笑)

    ただ、こちらの名物はオリジナルメニューである「焼肉冷し」との事です。

    開店5分前に到着すると、店の前では既に12名の先客がオープン待ちの状況です。

    開店から33分ほどで店内に案内され、席に着いて「焼肉冷し」と伝えると8分ほどで注文の品が到着です。

    冷した太麺には揚げた豚肉を含んだ熱々の餡が掛けられていて、その上にはコーンやワカメと共に微塵切りのネギが乗っています。

    先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が硬めに仕上げられていて、風味には些か欠けるものの極めて強靭なコシを感じます。

    次に餡を味見してみると、醤油の風味や塩味が抑えられている反面、加糖的な甘味と共に唐辛子の辛味が結構強めに効いています。

    尚、餡のベースは動物主体の出汁と思われるものの、自らの存在を主張する事なく味わいの土台をさり気なく支えている印象です。

    また、揚げた豚肉を食べてみると、片栗粉と思しき厚めな衣に包まれていて、官能的な歯触りと共に豚肉の素朴な旨味を感じます。

    そして、粘稠な餡を麺に絡めて食べてみたものの、麺の風味が弱めである事から餡の味わいが些か先行している印象が否めません。

    次に揚げた豚肉を絡めて食べてはみたものの、厚い衣に餡が染みている事から依然として餡の味わいが支配的である様に感じます。

    一方、コーンやワカメを一緒に絡めて食べてみた所、具材の新たな旨味や食感が加わる事で味わいに一段と広がりが増す印象です。

    食べ終えた感想ですが、私個人的にはやはり野菜が入ったスタミナ冷しの方が断然好みである様に感じます。

    尚、取引先の方には向かいの「現代」も教えて頂いたのですが、この日は流石に満腹であった事からそのまま勝田を後にしました(笑)

    改めて勝田を訪れた際には、次回は「現代」で「スタミナ冷やしメン」を是非試してみたいと思います。

    ご馳走さまでした。