• 味噌チャーシュー(1000円)

  • 今日も中国料理の耕治さんに寄ってから帰ろうと思っていた。
    ちょっと思うことがあって調べてみた。調べてみるもんだなあ〜、とつくづく思った。

    何と、あるじゃないか。彩未さんで修行された方の店が。モノレールで小倉駅から3駅め。徒歩6〜7分。
    麺屋玄さん。11時開店で、15分過ぎに着くとちょうど満席で待ち2人目。その後続々とお客さんが来店、列は少しづつ長くなっていく。

    もやし増しを見逃していたので、すかさず頼もうとするも、仕事が早い、着席の寸前にもう既に中華鍋がふられていた。

    入る時に潜った暖簾には、情報通り、彩未より、の文字。彩未さんからの独立店。2013年開業らしい。北見のはる吉さんが何年だろうか、2016~7年彩未さんから独立して開店か。共に、彩未さんからの認定独立。

    やっぱり、当然言うまでもないが、彩未DNAが流れている。すみれ系お約束の調理の手元が見えない厨房のつくり。

    麺は森住なのか、初回なので聞くことはしなかった。
    九州で、彩未DNAの味噌を味わえるとは夢にも思っていなかったので、望外の喜びである。

    昔の彩未さんを彷彿とさせる。旨い。
    そして、改めて思うのだ。彩未さんの、奥さんの凄さを。あの味噌の進化・深化を。
    彩未さんの味噌について語れば、一晩徹夜で語れるかもしれない、とさえ思う(勝手に思っているだけですけど)。

    兎に角、日本最西端の札幌味噌ラーメンに認定です。大阪の颯人さんを、あっという間に追い越して日本最西端の、です。

    彩未DNA、ということは、すみれさんも当然含まれてきますが、すみれ直系に寄っている三ん寅さんやあさひ食堂さんと比べると、やっぱり、すみれ直系とは違っている。そこには、やっぱり彩未DNAとしか言いようのない流れがある。
    札幌の千寿さんの「はみ出し方」に通じるものも感じられる。

    特筆されるべきなのは、卓上に柚子胡椒が用意されていること。三ん寅さんでは頼むといただけるが、ほんの少しだけ。頼むと多くしてもらえるのかもしれないですが。

    小倉で、まさか正真正銘の札幌味噌ラーメンに出逢えるとは、夢にも思っていませんでした。