支那そば880円、半チャーハン715円
木曜日の15時着。待ち客なし。土日祝日、ピーク時には行列必至の大人気店。
京王井の頭線・小田原線下北沢駅から徒歩3分。
下北沢の街角で、ひときわ存在感を放つ赤い看板。創業から半世紀以上、“町中華”という言葉がしっくりとハマる老舗です。
その中でも、ひときわ印象に残るのが「ピンクチャーハン」と呼ばれるチャーハン。“町中華の王道”とも言える一皿です。
また、ここでぜひ味わいたいのが、どこか優しい“支那そば”です。淡く澄んだ琥珀色のスープは、鶏ガラと豚ガラの旨味がじんわり広がります。まるで包み込むような味わい。
細めの麺は、どこか懐かしい柔らかさ。チャーシュー、ネギ、海苔といったシンプルな具材が、素朴なバランスで寄り添ってくれます。昭和レトロな店内の空気も、この一杯のスパイス。がつんと来る流行りのラーメンに疲れた日こそ、心と胃にちょうどいい感じでした。
名物チャーハンとの“ラーチャン”で、ほっと肩の力が抜ける時間を。変わらない味って、やっぱり愛しい。そんな気持ちに出会える一杯です。
今日も素敵なお店と一杯に出会えたことに感謝します。ラーメンの神様に感謝です。ご馳走様でした。