• 汁なしラーメン(油そば)、大盛、にんにく(570円)

  • 麺は汎用の平打ち麺。太さは中くらい。多加水で伸びにくいもの。大盛無料券使用で1.5玉→2玉に。丼の底には醤油ダレと香味油。わずかににんにくが効いているか。
    チャーシューは豚バラ肉で4枚。脂身はそれなりにあり、旨味もまずまず。悪くない。具は他にメンマ、長ねぎ、白胡麻。別皿で温泉卵。
    おろしにんにくは無料で貰える。

    全体をよく混ぜて食べる。醤油ダレと香味油が平打ち麺によく絡んで美味しい。
    温泉卵を割り入れて崩し、おろしにんにくを行き渡らせる。やや甘めの醤油ダレに、まろやかな温泉卵、パンチの効いたにんにくが合う。
    そして、油そばはここからが本番。卓上のラー油と酢を好きなだけ回しかける。
    ラー油は辛すぎず、酢は酸味がキツくない。好みの味に調えたら、ジャンクさを増した油そばを思う存分堪能する。

    具はあくまで箸休め。チャーシューもメンマも凡庸だが、充分な量がある。
    白胡麻の効果はあまり感じられず。5年前と比べて、刻み海苔が消えたのが残念。見た目が映えないし、風味も物足りない。
    派手さは皆無だし、原価も安いだろうとは思うけど、日高屋ではお気に入りの一杯。
    おろしにんにくの有無で味が劇的に変わるので、ぜひ一度試してもらいたい。

    バジル餃子(6個)(260円)は、一口でも行けるが、上品に二口が適当な大きさ。
    皮はやや厚めでもっちりで、焼き目はそれなり。餡は国産鶏ムネ肉をメインに、たっぷりのホーリーバジルを効かせたもの。
    ホーリーバジルはカミメボウキともいい、熱帯原産で芳香があるシソ科の植物。
    入手難易度から、日本のタイ料理屋でも、スイートバジルで代用されることが多い。

    鶏肉との相性の良さは言うに及ばず。一口噛むと爽やかな香りが口内に広がる。
    併せて、レモン汁が出され、これに浸けて食べる。罪悪感を覚えない餃子。それでいて、ライスにもアルコールにも合いそう。
    これはこれで面白い味。1月29日より発売の新メニュー。

    新型コロナウイルス対策で、店頭に手指の消毒用アルコールを設置。
    カウンターにはパーティションを設置し、テーブル等の除菌も随時徹底。
    全席終日禁煙だが、喫煙ブースあり。

    テイクアウト用の袋を切らしたらしく、店員が慌てて近隣店舗に借りに行く失態。当の客は「近くだから」と、そのまま両手で抱えてお持ち帰り。
    気が気でなかったのか、水とかにんにくとかいろいろ忘れられたな。でも、備品を切らすと焦るよね。それは身にしみて分かる。