◎原点回帰から生まれた理想の「地鶏塩ラーメン」
塩ラーメンの歩みを語るとき その原点は「3号ラーメン」にまで遡ります 嶋﨑さんにとって"塩"は 約20年にわたり追い求め続けてきた永遠のテーマでした
最初の挑戦は「鶏と水」だけで仕上げた極めてシンプルな塩ラーメン しかし当時は「どうしても納得がいかなかった」といい 試作を重ねるも手応えを感じられず 一度封印します
醤油には明確な理想像があるのに 塩には"これだ"という答えが見えない そんな葛藤の日々が続きました「俺の塩は どうすればいいのか」
その問いに答えるため 嶋﨑さんはあらゆる素材に挑みます 魚介を重ね 麺を変え ダブルスープを試し 昆布のみのスープ 煮干し 焼きあご、サンマ節...... 中には38種類もの素材を組み合わせた複合スープまで生まれました 醤油が"引き算"で研ぎ澄まされていったのに対し 塩は"足し算"で探求を続けた時代でした
そんな模索の中で生まれたのが、尼崎時代の「Sロック」
鶏ではなく豚を主体に 鶏油を合わせ 追い鰹の香りを重ね 丼の縁には擦りたての柚子 繊細で上品 それでいて芯のある味わいが多くのファンを惹きつけました
嶋﨑さん自身も「これが自分の塩かもしれない」と感じていたといいます
しかし 新横浜ラーメン博物館への出店が決まった際 再び原点への想いが芽生えます「Sロックも自分らしいけど 鶏100%でやってきた自分として もう一度"鶏と水"だけで作った塩ラーメンを追求したい」 こうして2006年以来の封印を解き "鶏と水だけ"の塩ラーメンに再び向き合いました いざ作ってみると 20年の経験がすべて繋がりました スープ タレ 麺 すべてが過去の自分を超えていました
「これほど違うとは思わなかった」と本人も驚く完成度 ついに 理想の塩ラーメンが形になったのです
「これはラー博で出すために生まれた一杯 このタイミングで発表するのが 一番自然だった」そう語るその表情には 確信と自信が宿っていました
今回の「地鶏塩ラーメン」で使う塩ダレは 昆布水をベースに全国から厳選した6種類の塩をブレンド
最大の特徴は 昆布以外の魚介を一切使っていない点です 鶏の旨味を余すことなく引き出し 醤油以上に"鶏の輪郭"を際立たせる まさに研ぎ澄まされた一杯
"鶏と水だけの塩ラーメン"
20年の歳月を経てたどり着いた 究極のシンプル それが ロックンスリーが新たに放つ「地鶏塩ラーメン」です
◎新たな2枚看板体制へ
ロックンスリーは、次のステージへと進みます
常設の「地鶏醤油」に加え 今回完成した「地鶏塩」を二枚看板として展開
★新作は尼崎時代のSロックの進化系
さらに 新作「地豚塩」も登場
この「地豚塩」は 尼崎時代の「Sロック」を進化させた一杯
「当時のSロックを知るお客様にも ぜひ味わってほしい」と嶋﨑さんは語ります この「地豚塩」は 豚を主軸に据え 鶏油とラードを絶妙に重ねた一杯 そこに追い鰹の香りをふわりとまとわせ 丼の縁には擦りたての柚子が爽やかに香ります
嶋﨑さんは「ポイントは具材に使っている"さくらかいわれ(赤大根の新芽)"と赤玉ねぎ この食感がスープと見事に調和するんです」と語ります」
四半世紀にわたる探求の果てにたどり着いた、"理想の塩" それは ロックンスリーの新しい物語の始まりでもあります
(新横浜ラーメン博物館HPより抜粋)