• ワンタン麺(880円)

  •  「中華蕎麦 とみ田」で食券を買い来店予約が完了してから、「とら食堂」へ。8時45分に到着。店前にウェイティングボードが出ていた。名前を書く。なんと1番。10時50分に店を開けると但し書き。
     寺を訪ね御朱印を頂いたり、珈琲を飲んで時間を潰したりして、10時40分に店に戻る。10時50分に入店。ワンタン麺を頼む。
     5分程で着丼。ホッとするような定番の佇まい。澄んだスープに適度に鶏油が浮き、いかにも手打ちの縮れ麺が沈む。焼豚麺?と思うほどの焼豚の量。
     スープを啜る。鷄と豚骨の動物系の旨みと香味野菜の甘みを感じる。そして、スッキリしたキレのよい醤油。地味深い。鶏油の量が控えめでいい。最近、一口目は美味い!と思うが、食べ進むに連れてくどく感じるスープもあるが、このスープはずっーと美味しかった。注文のとき、生姜を入れるか悩んで、デフォルトのなしにしたが、このスープなら入れたほうがよかったかもしれない。
     麺は、下垂率高めの平打ち中太縮れ麺。青竹打ちの麺は、ツルッとした喉越しとモチモチした食感を併せ持つ。小麦の甘みを感じる。スープをよく持ち上げてくれる。
     具は、大振りの焼豚が1枚と小さ目の焼豚が4枚が綺麗に並ぶ。噛み締めるほどに美味いタイプ。この手のラーメンには、このタイプの焼豚がいい。ワンタンは、皮がテロテロ。小さめな餡で、皮の食感を楽しむタイプ。あくまでも、スープと麺が主役で、具は控え目。他に、甘めのメンマ・ほうれん草・海苔・ナルト。アッサリとした醤油スープとの相性は抜群。
     普通のラーメンが、丁寧に作られ、質の高い一杯になっている。近くにこんな店がほしいなぁ。懐かしくて、美味い一杯でした。