• 拉麵(580円)

  • 什景炒飯(小)500円と

    昨夜ネットを駆け巡った朱華園の閉店。噂は耳にしていたが、6月19日閉店との情報が業界紙のWEBに投稿された。失意のもと、本日11時の開店と同時入店を決意し家を出ようとしたその時、今日は店休日の木曜日であることに気付き愕然。

    口は完全に朱さんの待機モード。行くあても無く倅を引き連れて家を出た。適当に車を走らせ、ほぼ開店と同時にここへ。

    かなり久しぶりの訪店。とりあえず拉麵と小炒飯を頼んだ。オーダーはホールの店員さんのインカムから店内のスピーカーへ。全てのオーダーが居合わせたお客全員の耳にも入るシステム。

    ほどなくして着丼。久しぶりの拉麵は思っていたよりは穏やかだった。とはいえ魔法の粉はビシッ!と効いている。意外によく魚介が香る。煮干ラーメンと言っても良いほど。ラードとコロコロの背脂がたくさん浮かぶ。

    麺は地元井上製麺の中細麺。やや柔らかめの茹で加減。甘め濃いめの味付けのモモ肉チャーシューが1枚、細め小さめのメンマと青ねぎがのる。

    色の濃い炒飯は見た目どおりの濃い味付けで、ラードで熱々に炒めてあるのだが、これをふんだんに使ってあるため、ラードでシットリしているという凄いしろもの。唇が即座にテッカテカになるし、水を飲むと水に油膜が浮くレベル。およそ半分を倅の炒飯の上に譲った。

    麺とスープ、炒飯とスープ、そして水と食べ進めて完食(小炒飯は半分だが)。朱さんロスの口とお腹は、濃い味とラードで満たされました。ゴリゴリに昭和なお店でした。ご馳走さま。