• 『醤油らーめん』(1300円)

  • 【118杯目】『匠人さとう』さんで「醤油らーめん」を頂きました。『匠人(しょうじん)=職人・匠の意味』さとうさんは、2021.7.1オープンした新店であります。7月末までは、プレオープン中との事で、伺いましたよ🤗

    駅から5分圏内と立地条件は良い所だと思います。11時の開店時間に合わせて伺うと、待ち客無し。まだオープン情報が展開されていない様であります。お店は、新店舗なので、ピカピカですが、ラーメン屋さんとは思えない和風の店構えであります。どー観ても料亭か高級寿司屋さんって感じですね♪ 北鎌倉の「紗羅善さん」的な落ち着いた感じのお店です。

    店内も和風造りで、壁向きにカウンターが左右5席づつの10席と明るくて広いです。
    メニューは「醤油・塩・坦々麺・えび塩」の4種のみです。トップメニューの「醤油らぁめん」を選択して、ご注文であります🤗

    各らぁめんは、スタンダードで1,300円とかなり高めで、強気の価格設定です。特製等のメニューは無くて、トッピングのみですが、これも強気価格です。味玉:250円、雲呑(3個):300円、チャーシュー2枚:300円、麺大盛:350円、ごはん:1杯250円で、丼系(卵・チャーシュー・そぼろ)は、プレオープン中は200円のサービス価格ですが、8月からは各450円との事です。
    私メ、ラーメン価格には、美味ければ文句無し派ですが……普通の醤油ラーメンに雲呑、味玉、麺大盛トッピングで2,200円の価格設定は、万人に受け入れてられるのか? 疑問であります。
    プレオープン中との事で、チャーシュー1枚か土鍋炊きご飯のどちらかをサービスとの事で、チャーシューを選択。麺硬めをリクエストするも対応していないとの事です。

    席に着くと、1席ごとに障子風のセパレータで仕切られており、席には「抗菌マスクケース(紙製)」と手拭きが置いてあり、気の利いたコロナ対策でありますね🤗接客も大変、丁寧な対応であります。
    このお店、素材にはかなりのこだわりがある様で、そのこだわりが「日本全国、厳選した素材のご紹介」とPOPされておりましたよ😇
    「スープ:鶏と豚のブレンドスープ。じっくりと煮出す事で、深い旨味のスープが出来上がります。鶏:名古屋コーチン、比内地鶏、山水地鶏。豚:鹿児島黒豚。節や昆布など、詳細に産地を紹介しておりました」このこだわりを観ながら待っていると、約10分で着丼です。

    先ずは見た目、醤油らぁめんのスープが濃い目な醤油って感じで、綺麗な麺面ですね。スープ表面にコーティングされた鶏油でキラキラと輝いています。大きな豚チャーシューが存在感あります。

    次にスープを一口頂くと、先ずは鶏油の香りと濃い目のキレのある醤油の味わいがガツンと来ます。鶏主体の正統派スープで、出し汁にこだわりの醤油が良くマッチして、素晴らしい味わいになっています。この醤油にはこだわりが…
    有機濃口醤油・再仕込み醤油・たまり醤油・白醤油など6種類の樽仕込み醤油をブレンドしているとの事です。キレキレって感じでした。

    具材は、デフォルトのチャーシューは「鹿児島県産、幻の黒豚と言われる鹿籠豚の肩ロースチャーシュー」とサービス提供の「金華豚のバラチャーシュー」が各1枚と穂先メンマ・白髭ネギに三つ葉☘️と超シンプルな内容ですが、素材にこだわっております。

    麺は、中細ストレート麺です。硬め好みの私メには、かなり柔らかく感じます。北海道の香り豊かな小麦……はるゆたか・きたほなみ・ゆめちから等をブレンドしているとの事で、小麦本来の旨味を味わえる麺です。スープとの絡みも文句無しです♪

    食べ終わりを見計らって、デザートの『杏仁豆腐』がサービス提供されましたよ😇 甘さを抑えて濃厚な味わいでした♪美味かった❗️

    私メの醤油ラーメンNO1は『櫻井中華そば店』さんの醤油そばなのですが、やはり共通点は、素材にこだわり、それ活かすことだと思います。櫻井中華そばさんのレベルには達していないと思いますが、これからが楽しみなお店です。期待できると思いますが、この強気の価格設定がお客さんに受け入れて貰えるかが、課題だと思います。また、半年後に伺って確認したいと思います。大変美味しゅうございました。ご馳走様でした。