お母さんが一人で頑張っている小さなカフェ。店に入ると目の前に楕円形のテーブルがありそこに椅子が5、6脚設置してあり奥正面がキッチン。個人の家に入ったみたい。一貫性は無いがメニュー殆んどにこだわりがあるようで手作りアイスクリームとか日替わり弁当、お母さんイチ推しの東丼、お好み焼き、全国丼グランプリ金賞受賞の恋する豚めしなど多彩なお品書きが壁にたくさん貼られている。でもラーメンも人気らしくパイコー麺が気になったが直感でワンタン麺にした。あごだしが特徴の甘めなスープは繊細な味で青ネギが散らしてあり、そこに博多のストレート麺が入っていてスープのあっさり感を手伝っている。お母さんが食べる前に説明してくれたワンタンはわざとピロピロの皮部分を無くした肉を味わう肉餡多めのワンタンで、あごだしを邪魔しない薄味だが旨味をはっきり確認できるものだ。ウミガメ食堂さんのものをインスパイアしたと教えてくれた。昨今の脂が主張してくるラーメンとはまったく真逆のラーメン。